日本人の4分の3が苦しむ「スマホ依存」が解決!? 最長999時間、スマホを“物理的に使えない”状態にする「最終手段」の効果は…

日本人の4分の3が苦しむ「スマホ依存」が解決!? 最長999時間、スマホを“物理的に使えない”状態にする「最終手段」の効果は…

 スマホの普及に伴って、新たな社会問題となりつつあるのが、いわゆる「スマホ依存」です。Job総研が2022年にスマホを所有する2215人の社会人男女を対象に行った調査では、「スマホを見ているうちに無意識に時間が経っている」には75.3%、「少し時間が空くとスマホを開いている」に64.2%のユーザが該当すると回答するなど、スマホへの依存を自覚している人が多いことが窺えます。

 スマホ依存を防止するために、アプリごとの利用時間に制限を設ける機能は、iPhoneであれば「スクリーンタイム」、Androidであれば「Digital Wellbeing」が用意されています。しかしこれらは自己判断で利用時間を延長できますので、意思が弱いとあまり効果がありません。それならばいっそ、物理的にスマホに触れられなくしたほうが効果的です。

 今回は、タイマー機能を内蔵し、定めた時間だけスマホに触れられなくする、3つの「デジタルトックス」グッズを紹介します。

 スマホが身近にあるせいで勉強が進まない、作業に集中できない場合にはうってつけのこれらのグッズ、それぞれ少しずつ仕組みが違いますので、それらの違いを把握した上で、効果がありそうなものがあればぜひ試してみてください。

最長で40日以上触れない、強烈なタイマー付きケース

https://www.amazon.co.jp/dp/B08XZ2BQXH

 最初に紹介するのは、円柱状のケースにタイマーが付属した、汎用タイプの製品です。かつてはお菓子タバコを我慢するためのグッズとして流通していた品ですが、それが転じて、スマホを入れて依存を防止できるグッズとして売られるようになり、現在に至っています。Amazonでは複数の業者が同じ外観の品を取り扱っており、2000円台から入手できます。

 使い方は簡単で、上のフタを開けて中にスマホを投入。内蔵されたタイマーで時間をセットしてフタを閉めると、その時間が経過するまではフタを決して開けることができず、その間はスマホに触れられないというものです。タイマーの時間は最長999時間59分59秒、つまり約1カ月半まで指定できますので、うっかり長く設定しすぎると悲惨なことになりますので要注意です。

 プラスチックの容器にまるごと入れてしまう構造上、物理ボタンを押せないのはもちろん、電話の着信に出られないなど、最低限の操作もできないのは、メリットでもありデメリットでもあります。設定しているアラームを解除せずに放り込んでしまうと、長時間に渡って周りの迷惑になりかねないので、利用にあたっては気をつけたいところです。

着信やアラームだけは対応できるスマホ専用ケース

https://www.amazon.co.jp/dp/B08HZ4LYHM

 次に紹介するのは、筆箱のようなボディが特徴の製品です。前述の製品がさまざまな品を入れられる汎用タイプだったのに対し、こちらはスマホの形状に合わせて設計されていることが特徴です。Amazonでの実売価格は6999円ですが、実際にはかなり割り引かれて販売されています。

 使い方は前述の製品と同様で、スマホを収納してタイマーを設定するだけ。ボディ上面には何箇所か穴が設けられているため、電話の着信に応答したり、アラームを止めるなどの簡単な操作は行えます。ウェブSNSに長時間没頭するといった典型的なスマホ依存を防止しつつ、最小限の機能は使い続けたい場合にぴったりです。ただしそれゆえ動画や音楽を再生しっぱなしにできてしまうのは、子供に使わせる場合は要注意です。

 スマホを中に入れたまま充電もできるほか、本体のデジタルタイマーもUSB充電式を採用していたりと、スマホとひっくるめてひとつのエコシステムで運用できるのは、前述の製品にない特徴です。サイズコンパクトなため邪魔にならず、また外出先に持ち歩けるのも利点でしょう。タイマーの時間は最長99時間59分と、前述の製品の約10分の1ですが、特に困ることはないはずです。

タイマー付き南京錠でタブレットも「封印」できる

https://www.amazon.co.jp/dp/B0BDQZZWMR

 最後に紹介するのはスマホよりもむしろ、タブレットに適した製品です。タブレットを収納するポーチと、そのファスナーを開けられなくするためのデジタル南京錠とに分かれており、内部にタブレットを入れたあと、デジタル南京錠をファスナーに掛けることで、取り出せなくするという仕組みです。Amazonでの実売価格は3189円です。

 付属のポーチが10型クラスタブレットに適したサイズというだけで、スマホのほか携帯ゲーム機にも使用できるこの製品、汎用性の高さは随一と言えます。その一方、前述の2製品と違って、ロック中は画面を見ることすらできませんので、頻繁に通知や着信があるデバイスを収納すると、ポーチの中でしきりに音が鳴っているのにその詳細すら確認できない……となりかねませんので注意が必要です。

 前述の2つの製品は、スマホを収納しているのが一目瞭然で「私はスマホを我慢しています」という事実を周りの人にアピールする効果も意図した設計ですが、こちらの製品はそうした用途には向かず、1人でじっと我慢しながら使うタイプの製品と言えます。こうしたコンセプトは似ているようで大きく異なっており、そうした特性を知っておけば、より活用できるはずです。

 

(山口 真弘)

今回はスマホ依存の防止につながる「デジタルデトックス」グッズを3つ集めてみました 

(出典 news.nicovideo.jp)

スマートフォン依存症(スマートフォンいぞんしょう)やスマホ依存症(スマホいぞんしょう)とは、スマートフォンの使用で様々な問題が起きているにもかかわらず、使用がやめられず、精神的に依存している依存症のこと。 スマートフォンの所持者がスマートフォンに依存するようになり、一日の大部分をスマ
6キロバイト (965 語) – 2023年9月28日 (木) 23:01

(出典 diamond.jp)
コメント:よく考えられたソリューションですね。スマホの使用制限アプリや注意喚起機能などもありますが、完全に物理的に使えない状態にするというのは一歩進んだ解決策です。ただ、自己管理が難しい人にとっては助かる一方で、ストレスや不便さを感じる人もいるかもしれませんね。

コメント:スマホ依存は現代の大きな問題ですが、この「最終手段」は本当に有効なのでしょうか?999時間もスマホが使えないというのは、仕事や生活に支障が出るかもしれません。個人の自制心を育てる方法や、スマホ使用時間に制限を設ける方がより現実的な解決策ではないでしょうか?

コメント:“最終手段”としてのこの方法は、本当に効果的なのか疑問です。スマホは現代人の生活に欠かせないツールですので、完全に使用できないということは実際には難しいのではないでしょうか?依存から抜け出すためには、心理的な側面も考慮し、適切なサポートやカウンセリングが必要ではないでしょうか?

<このニュースへのネットの反応>

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