【那須遺体事件】宝島夫妻の多すぎるトラブル、チンピラ従え中国語で罵倒…近所の飲食店に「早く自分の街に帰れ!」
【那須遺体事件】宝島夫妻の多すぎるトラブル、チンピラ従え中国語で罵倒…近所の飲食店に「早く自分の街に帰れ!」
相当なトラブルがあったと読み取れる。那須の山中、焼け焦げた姿で発見された二つの遺体。身元が判明した宝島龍太郎さん(55)は、近年、事業を巡り、トラブル続きの日々を送っていたという。
「とにかく話が通じない人」
商魂たくましいともいえるが、これでは近隣とうまくいきそうにない。宝島さん経営の焼肉店を上階に持つショップの関係者いわく、
「昨年でしたか、宝島さんの店が火事を出したことがありました。消防が来て鎮火したそうなんですが、うちの品がビショビショになってしまったんですよ。売り物にならず、数十万円の損害が出た。でも、謝罪どころか説明もありませんでした」
それでも、この関係者は抗議に行こうとはしなかった。
「以前から彼には迷惑をかけられていたんです。うちの店の看板が見えなくなるような位置に看板を立てたり、階段の踊り場で炭火を使うものだから、店に火の粉が降ってきたりも。店長に言ってもらちが明かないので、不動産屋に仲介してもらい、本人に会いに行きました。すると開口一番“なんで来るんだ!”と。用事があるとか言って、すぐに帰ってしまいましたよ。不動産屋も“ああいう人だから諦めましょう”と。とにかく話が通じない人でしたね」
「毎夜、店の見回りに来ていました。で、スタッフやバイトにぎゃあぎゃあ怒鳴るんです。“暇なら呼び込みをしろ”なんてね。時々は中国語らしき言葉も交じっていましたね」(飲食店の従業員)
そしてこの妻と近所の店がトラブルになり、訴訟にまで発展していたというから穏やかではない。
「数年前、宝島さんのホルモン焼屋の近くに、うちが店をオープンさせたんです」
と振り返るのは、さる焼肉店のオーナー。
「それで向こうの店の売り上げが落ちちゃったんですよね。奥さんから“すべてあなたのせいよ”と言われて。それからけんかを吹っ掛けられるようになりました。例えば、向こうの看板でうちの店の看板をぶっ壊したり……」
“早く自分の街に帰れ!”
こうしたトラブルが相次ぎ、オーナーは昨秋、宝島さんの会社と妻を提訴。訴状には、オーナーの店の従業員を妻が「バカ」「アホ」「痴漢」などと罵倒したり、オーナーの店に客が入ろうとすると、「まずいよ」「こっちの方がいいよ」と声をかけるなどの迷惑行為をした、との指摘もある。
「一度、奥さんに頭を下げに行ったことがあるんですよね。“仲良くしましょう”と。そしたら逆に“早く自分の街に帰れ!”なんて毒づかれましたよ」(同)