安倍晋三・元首相の2年前の発言「1ドル300円になれば、あっという間に経済回復」に批判殺到「自民党が全部壊しちゃった」
安倍晋三・元首相の2年前の発言「1ドル300円になれば、あっという間に経済回復」に批判殺到「自民党が全部壊しちゃった」
4月末に一時1ドル=160円を記録するなど歴史的な円安が進行する中、アベノミクスを主導した安倍晋三元首相による「1ドル300円になれば、あっという間に経済回復」という2年前の発言に批判の声が高まっている。
この発言は、4月25日にBS-TBSの番組「報道1930」で報じられた。2022年4月に開かれた自民党の会合「財政政策検討本部」で、安倍元首相が「雇用が増えたのは円安効果なのは間違いない。円が300円になったらトヨタの車が3分の1で売れる。日本の製品の価格が3分の1になる。日本への旅行費も3分の1になる。そうすればあっという間に(経済は)回復していくという考えはどうか」と発言していたことがフリップで紹介された。
この安倍元首相の発言を紹介した場面がX(旧ツイッター)でも拡散。「アベノミクスが失敗するわけだわ」「こんな売国奴が総理大臣だったかと思うとゾッとするな」「かつて360円/ドル時代、この国には勤勉とバイタリティーと確かな手の技があった。今、もうそれはない。自民党が全部壊しちゃった」「日本の輸入品の値段が3倍になるということには考えが及ばなかったようです」「原材料が高くてどのみちやばい」「日本人が奴隷みたいな世の中になりそう」などと嘆きの声が続々と出ている。