すぐにやめるつもりで陸上部に入った無気力中学生。最初の大会でとんでもない結果に!
すぐにやめるつもりで陸上部に入った無気力中学生。最初の大会でとんでもない結果に!
すぐにやめるつもりで陸上部に入った無気力中学生。最初の大会でとんでもない結果に!【漫画の作者に聞く】 | ニコニコニュース
今年もいよいよゴールデンウィークがスタート。おでかけの合間や旅行の移動中、はたまた家でゆっくり過ごすとき、スマホで手軽に読めるWEB漫画は暇つぶしのお供にぴったり。ウォーカープラスでは今年反響の大きかった作品のなかから、GWにおすすめの漫画を紹介している。本稿ではX上で3.3万件を超える「いいね」が寄せられた、漫画家のむめい(@mumei10101)さんの中学時代の部活動の思い出を描いた漫画「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」をピックアップ。
■砲丸投げの先輩と深まる絆。最初で最後の大会のつもりで真面目に投げたら…
むめいさんの中学校では部活に入ることが必須だった。無気力中学生だったむめいさんは、“部員が多いためサボりやすく、退部する人も多い”という陸上部に、3カ月後にやめる前提で入部した。
入部して数週間がたち、そろそろサボり始めようと思っていたところ、顧問の先生に「今日からは走らんでええ。先輩と砲丸投げをやってもらう」と指示される。その先輩はとても中学生とは思えない貫禄をしており、「こんな怖い人と部活なんてムリ!」とむめいさんは内心震えあがる。
ところが先輩はとても優しい人で、部活をやめようとしているムメイさんに「先生が見に来たときだけがんばって。あとは気楽にすごしてて」と理解を示す。先輩と過ごすうちに、気がついたら入部して5カ月がたっていた。
そして最初で最後となるであろう大会の日、お世話になった先輩のために真面目にやろうと決めたむめいさん。「さようなら陸上部…せいっ」と全身全霊で投げたら、なんと大会新記録に。1年生にして快挙を遂げたむめいさんは、さらに1年陸上部にとどまることになった…、というまるで漫画のような顛末が描かれている。
■縦横無尽に広がっていくむめいワールド
今回、陸上部の話を題材に選んだきっかけをむめいさんに訊くと、次のように答えてくれた。
「『体験入部の思い出』を描いたときに『結局何部に入ったの?』と読者の方からコメントなどがあったので、いつか陸上部に入ったことも描こうと思ってました。すぐに描かなかったのは、ほかに描きたいものがあったからあと回しになった気がします」
「体験入部の思い出」は体験で入ったソフトボール部での失敗を描いた2022年公開の漫画で、本作はその後日談となるという。また、むめいさんは著書の題名が「へたくそなのに泣くほど笑える! カッラフルなエッッブリデイ」とあるように、伸び伸びと明るい画風も魅力のひとつ。今回の作品では、その表現力がさらにパワーアップしているのも印象的だ。
「昔よりも漫画のコマを大きくするように変えました。その分ページ数や作業量は増えた気がしますが、小さなコマでは描ききれないような絵や背景の色使いもいろいろと遊べるので楽しいです」
ますます自由にパワフルに広がっていくむめいさんの漫画で、このゴールデンウィークは思いっきり爆笑してみてはいかがだろう。
取材協力:むめい(@mumei10101)
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