サントリーが「伊右衛門 特茶」広告に賠償金踏み倒しの「ひろゆき」起用で物議に、サントリー「今後の参考にさせていただきます」
サントリーが「伊右衛門 特茶」広告に賠償金踏み倒しの「ひろゆき」起用で物議に、サントリー「今後の参考にさせていただきます」
元「2ちゃんねる(現5ちゃんねる)」管理人のひろゆき氏を起用したサントリー「伊右衛門 特茶」の広告キャンペーンが物議を醸しています。
広告は、ひろゆき氏の以前の「トクホのお茶を飲んでも脂肪は減らない」という主旨の発言に反論する形で展開しています。
ひろゆき氏は「2ちゃんねる」を巡る裁判で請求された損害賠償を支払っていないことなど、物議を醸すことが少なくありません。最近では水原一平元通訳の問題で大谷翔平選手が嘘をついているかのような発言をしたとして批判を受けました。
過去には金融庁がひろゆき氏との対談動画を公開し、「私は応援したい」「税金で何やっとんねん」など賛否を呼んだこともありました。
SNSではサントリーの広告に対して「攻めてる」とおもしろがる声がある一方、「企業がCMに起用するべきではない」「何を考えているのだろう」「炎上商法か」などの批判的な意見も多く見られました。
ねとらぼ編集部がサントリーにひろゆき氏起用の理由を聞いたところ、「特茶に関して『エビデンス※がある』というメッセージをお客様にお伝えするために、過去にひろゆき氏がトクホのお茶(特茶)に関して実際に発言した内容に反論するという企画として、起用させていただきました。※エビデンスとは、体脂肪を減らすのを助けるという、保健の用途に関する表示の許可を得る際に根拠としたヒト試験結果を指します」との回答でした。
批判についてどのように受け止めているかとの質問に対しては「いただいたご意見については今後の参考にさせていただきます」と答えました。