警視庁が困惑「1000万円黄金茶碗をどこへ返せばいいかわからない」買い取り店を罪に問うのは難しく、三つ巴の争いへ…

警視庁が困惑「1000万円黄金茶碗をどこへ返せばいいかわからない」買い取り店を罪に問うのは難しく、三つ巴の争いへ…

三つ巴の争いに発展する可能性も

「実際、A社から返還請求が入ってC社が返還せざるを得なくなった場合、C社はB社に代金480万円を返すよう請求することになる。続いてB社は堀江容疑者に180万円の返還を請求することになる」(同)

だが、この精算作業は簡単ではない。まず、B社が堀江容疑者から180万円全額を回収することは難しそうだ。

「堀江容疑者と同居している父親も生活保護を受給しており、食べることにさえ困窮していると伝えられています。遣い込んだ50万円が戻ってくることはないでしょう」(前出・記者)

するとB社がC社の請求に素直に応じない可能性もある。確かにB社のあざとい動きを見ているとありそうな話だ。

「その場合C社が訴訟を起こすかもしれませんが、それだと弁護士費用がかかる。そこでB社が『訴訟前に自発的に支払うので、金額は話し合わせて欲しい』と和解を持ちかけるなど、色々な可能性が考えられます」(西脇氏)

三つ巴の争いになりかねないややこしい状況なので、警視庁は「どこに返せばいいかわからない」と頭を抱えているワケだ。A社に返還請求を行うつもりなのか電話で尋ねたが、「お話できることは何もありません」とのことだった。

続きを見る