大炎上「ママチャリおばさん」はなぜ怒ったのか? 「標識を勘違いの可能性があるかもしれません、名前や住所を晒すのはやりすぎです」
大炎上「ママチャリおばさん」はなぜ怒ったのか? 「標識を勘違いの可能性があるかもしれません、名前や住所を晒すのはやりすぎです」
チャイルドシートを付けた電動自転車(ママチャリ)に乗る女性の映像がネット上で大炎上している。これはドラレコに記録されたと思われる運転手目線のもので、交差点で信号無視をして右折したママチャリに乗っていた女性が車とぶつかりそうなった後、激怒した様子で叫びながら何かを訴えかけているように見える。女性はスマホを取り出し、どこかに電話をした後、ドラレコ主の運転席をスマホで撮影し、ドラレコの視界から立ち去っていく。いったい何があったのか、現場を検証した。
「朝は迷惑自転車だらけ」「でもネットにのせるのは違うでしょ」
4月15日にX上で投稿された冒頭の映像が拡散されるやいなや、大炎上。「ママチャリの人」「ママチャリ逆走おばさん」といったワードがトレンド入りした。
「当時、女性の進行方向は赤信号で、しかも車線を逆走して車道を右折。さらに運転者の前に立ちはだかっていたことで進路妨害をしているようにも見えた、女性は大きな批判にさらされました。SNS上では“特定犯”がすぐさま女性の名前や住所をつきとめて晒しただけでなく、この女性を揶揄したようなアイコラ映像まで作られた。これには『さすがにやりすぎ』との声もあがっている」
中略
実際はどうなのだろうか。現場となった道路は住宅街に面しており、一方通行の標識がある。だが実はCさんの指摘した通り、現場付近には小学校があり、平日の朝7時45分から8時45分の間は車両通行禁止となっている。
「動画は見ました。女性の方はすごい怒りようでしたね。あそこは通学路になっていて、時間帯によっては小学生の子どもがたくさん歩いています。ただ、車が走ってはいけない時間帯はもっと子どもが映ってるはずですから、ひょっとしたら女性が標識を勘違いしていた可能性もあるかもしれません。