【研究】「歩くのが遅い人は脳が小さくIQが低い」──歩行速度と脳の構造に相関あり? 米国チームの実験結果
【研究】「歩くのが遅い人は脳が小さくIQが低い」──歩行速度と脳の構造に相関あり? 米国チームの実験結果
1: 鮎川 ★ 2024/04/17(水) 09:35:50.52 ID:??? TID:ayukawa
米デューク大学などに所属する研究者らが2019年に発表した論文「Association of Neurocognitive and Physical Function With Gait Speed in Midlife」は、45歳の時点での歩行速度と身体機能、加齢の速度、脳の構造、神経認知機能との関連を調べた研究報告である。
分析結果は、いずれの条件でも、歩行速度の遅い人は、身体機能の低下や加齢の兆候が顕著であることを示した。歩行速度が遅い人は日常生活での身体的制限が多く、握力が弱く、バランス能力や視覚運動協調性が低く、立ち上がりテストやステップテストの成績が悪いことが明らかになった。
さらに、歩行速度の遅い人は、複数の臓器の老化速度が速く、顔も実際の年齢より老けて見えた。脳のMRI画像を分析したところ、全脳容積が小さく、皮質が薄く、脳表面積が小さく、白質病変が多いことも判明した。これらの脳の構造的変化は、加齢に伴って現れることが知られている。
加えて、歩行速度の遅い人は、知能指数が低く、処理速度、作業記憶、知覚推論、言語理解などの認知機能が低下していた。これらの結果は、脳の健康度と歩行速度が密接に関連していることを示唆している。
詳しくはこちら(抜粋)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/17/news047.html