【国際】「帝国の慰安婦」著者に無罪判決=韓国ネット怒り「常識的にあり得ない」
【国際】「帝国の慰安婦」著者に無罪判決=韓国ネット怒り「常識的にあり得ない」
無実の判決に反発がある。真実を受け入れるのには、時間がかかりそうです。
2024年4月12日、韓国・SBSによると、著書「帝国の慰安婦」で旧日本軍慰安婦被害者の名誉を傷つけたとして名誉毀損罪に問われた朴裕河(パク・ユハ)世宗大学教授の差し戻し審が行われ、ソウル高裁は無罪を言い渡した。
朴教授は13年に出版した同書で「売春」「日本軍と同志的な関係」などの表現を用いて虚偽の事実を摘示し被害者らの名誉を毀損したとして、15年に起訴された。1審は無罪だったが2審で有罪となり、朴教授には罰金1000万ウォン(約110万円)が言い渡された。しかし昨年10月、大法院(最高裁)は2審の判決を破棄し、審理を差し戻した。
差し戻し審裁判部は「朴教授の表現を学問的主張または意見と評価することは妥当だとした原審の判決に事実誤認や法理誤解はない」としている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「法が無罪だと言えば悪人ではない、ということではない」「法の前に常識が優先されるべき。常識的に考えて、こんなことがありえるのか?」「こんな人間に学生たちを教える資格などない」「大統領が親日だからな」「これではまるで日帝植民地だ」「親日派がうようよしている司法府」「親日の判事は掃除すべき」「国がおかしくなっていっている」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)