超円安な日本の未来…外国人労働者が去り、家の建設5年待ち、流通ストップ、閉店ラッシュ、東京も地方も終わる
超円安な日本の未来…外国人労働者が去り、家の建設5年待ち、流通ストップ、閉店ラッシュ、東京も地方も終わる
国立社会保障・人口問題研究所が最新の将来推計人口を発表し、大きな話題になった。50年後の2070年には総人口が約8700万人、100年後の2120年には5000万人を割るという。
ただ、多くの人が「人口減少日本で何が起こるのか」を本当の意味では理解していない。そして、どう変わればいいのか、明確な答えを持っていない。
外国人労働者なしでは成り立たなくなりつつあるが円安の影響で自国より稼げなくなると労働力が確保できなくなる。すると、コンビニ店員、野菜を作る人、漁師がいない……といった状況に陥る未来だってありうる。
例えば、建設業界で働く外国人11万人が去ってしまうと、家の建設5年待ち、マンション建設10年待ちも当たり前になり、道路や橋のメンテナンスが滞ってしまえば、地方都市への流通が軒並みストップし、地方のお店は閉店ラッシュに追い込まれるかもしれない。
河合氏はこうした状況については、「仙台が消滅する! は言い過ぎだが、仙台までもが! が正しい。もっと深刻に考えなければいけないのは、長期にわたって日本の円が弱くなっていくのかということ。経済が縮小していくと、日本も東京もダメになっていく。