【社会】高校生の6割以上が自転車で「ヘルメットつけていない」着用する際に最も気になる点とは?
【社会】高校生の6割以上が自転車で「ヘルメットつけていない」着用する際に最も気になる点とは?
自転車事故が多い場面で、ヘルメットの重要性を再認識してほしいですね。
2023年4月から努力義務化。
女子高校生には「髪型が崩れにくい」が重要
菅公学生服(カンコー学生服)は2024年3月26日、「高校生の自転車通学時のヘルメット着用状況」の調査データを公開しました。
自転車利用者のヘルメット着用は、改正道路交通法の施行により、2023年4月1日から年齢にかかわらず努力義務化されました。努力義務は「ヘルメット着用に努めなければならない」というものであって義務ではないため、ヘルメットを着用しなくても違反に対する罰則は定められてはいません。
カンコー調査では全国の高校生を対象に、自転車乗車時のヘルメット着用の努力義務化の認知状況、ヘルメット着用の有無、ヘルメット着用時に気にすることに対する回答を公開しています。
調査結果によると、自転車通学をしている高校生の9割以上がヘルメットの着用の努力義務化を「知っている」と答えたそうです。ヘルメット着用に関しては4人に1人が「いつも」または「たまに」着用しているという結果で、6割以上の高校生が着用していないという結果が出ました。
また、「ヘルメット着用時に気にすること(複数回答可)」に関しては、「デザイン」(男子41.8%、女子58.2%)が男女ともに最も多くなりました。
なお、「髪型が崩れにくい」は、女子(49.8%)が男子(21.2%)に比べて30ポイント近く高い結果となっています。