【静岡】リニア遅れで「兆単位」経済損失の川勝知事、退職金ゼロ公約だったのに退職金総額「1億円超」
【静岡】リニア遅れで「兆単位」経済損失の川勝知事、退職金ゼロ公約だったのに退職金総額「1億円超」
川勝知事が全国的な注目を集めているのは、リニア中央新幹線の開業を遅らせた張本人とされる人物だからだ。2027年の開業を目指していたリニアだが、約9kmの静岡工区の着工を知事が認めないため、開業が早くても2034年以降になることが明らかになっている。
2023年7月には県議会に不信任決議が出され、1票差で否決されています。その原因となったのが、問題発言をめぐり給与など約440万円を返上するとしながら、実際には返上していないことが明らかになったためでした」(週刊誌記者)
川勝氏の「言動不一致」はこれだけではない。
「川勝氏は2009年の知事選で、約4000万円の退職金をゼロにすることを公約に、初当選を果たしています。1期めはそのとおり、退職金は返上されましたが、2期め、3期めは全額、受け取っています。その額は各4060万円。合計で8100万円超です。現在は4期めで、6月まで知事をつとめれば、退職金は約3000万円。これを受け取れば、退職金の総額は1億1000万円を超えることになります」(同前)
リニアの開業による経済効果は10兆円超とされるが、川勝知事が工事を遅らせたため、莫大な経済損失が生まれることは確実だ。とてもじゃないが、退職金の返上程度では足りない――。