【教育】春休みの宿題は「桃鉄プレイすること」…既に7000校以上が導入
【教育】春休みの宿題は「桃鉄プレイすること」…既に7000校以上が導入
Xに《春休みの宿題》と書かれた印刷物の画像が投稿された。そこには、題名のとおり教科ごとの“宿題”が記されているが、ある一文に注目が集まっている。
《国語 学習漢字ノート》
《社会 おいしそうな地方の郷土料理を1つ選んでレポートにまとめる》
といった言葉に続き、《可能な人のみ》の注釈付きでこう書かれていた。
《桃太郎電鉄を10年以上プレイする》
「もともと原作者である、さくまあきら先生が『桃鉄』を教育に活用したいという思いを持っていました。そこに『桃鉄』シリーズ最新作の制作を2019年に発表をしたところ、立命館小学校の先生から“教育現場に使えないか”というご提案をいただき、具体的な検討と制作が始まりました」
ただ、同社担当者は冒頭のXの投稿も確認したうえで、こんなことを言う。
「おそらくXに投稿されている内容は『ニンテンドースイッチ』でプレイできる商品を指していると思われます」
『桃鉄』は、ゲームをスタートする際、最終的に勝敗を決めるまでの“期間”を1年ごとに設定できる。冒頭の印刷物には《10年以上プレイ》と書かれているが、“教育版”は3年までしか遊ぶことができないという。
とはいえ、学校の宿題になるぐらいなのだから、子どもたちにとっては学習効果があるはず。
“教育版”をきっかけに、不登校や保健室登校の生徒が授業に来るようになったというケースも聞いています。学習以外の面でポジティブな効果があることも、大変うれしく思います」
「導入校は全国で合計7000校以上となりました。このうち小学校はおよそ4000校で、これは全国の小学校のおよそ20%に相当します。自治体や教育委員会からの申込みは、75団体となっています」(抜粋)
引用元: ・【教育】春休みの宿題は「桃鉄プレイすること」…既に7000校以上が導入