「大谷ハラスメント」問題に元放送作家が警鐘!嫌悪を生む可能性も?
「大谷ハラスメント」問題に元放送作家が警鐘!嫌悪を生む可能性も?
https://news.yahoo.co.jp/articles/185596c29c53b2adfb972c1e8bafa70363d9f64c
3/3(日) 5:16配信
ドジャースの大谷翔平が先月29日に結婚を電撃発表した。お相手は「日本人女性」で「いたって普通の人」なのだという。
突然のビッグニュースに世間は騒然。ネット上では祝福が殺到したが、同時に「♯大谷ハラスメント」なる言葉が一時トレンド入りした。
先に断っておくと、大谷が何らかのハラスメント行為をしたわけでは決してない。これは大谷一色のメディア報道に対する〝疲労度〟を表す言葉だ。
結婚を発表した29日は岸田文雄首相が自民党の裏金問題に絡み、政治倫理審査会(政倫審)に出席。これは現職総理としては史上初の出来事だ。しかし、NHKをはじめ民放各局のトップニュースは大谷の結婚。NHKは政倫審中継中に「大谷結婚」の速報テロップを流した。
元放送作家の長谷川良品氏は2日、自身のユーチューブチャンネルを更新。「大谷ハラスメント」について「私が確認した限り、結構前からこの言葉は出現していた。『もううんざり』といった声が可視化されてしまった。大谷選手が悪いわけではない」と冷静な口調で述べた。
同氏は昨年12月にX(旧ツイッター)で「TBS『ひるおび』は思い切って『今日の大谷選手&お天気ショー』というタイトルに変えた方が良いのではないだろうか」と皮肉交じりに投稿。同氏によると「これに対する批判的なコメントはほとんどありませんでした。熱狂的な大谷ファンからつるし上げを予想していたので意外でした」という。
その上で「最近のワイドショーを見ていると、今日の大谷さんのコーナーでただただ尺を埋めようとするあまり、過熱感が増し、もはや何が何だかわからない状況になっています」と指摘。
続けて「これは大谷選手自身を見せ物小屋の珍獣扱いすることになる。ひいては、消費を早め、場合によっては嫌悪を生むことにもなりかねない。懸念しかない」と警鐘を鳴らした。