【お化け屋敷】酒に酔い演者に顔面キック あごを骨折させた空手有段者とテーマパークの責任
【お化け屋敷】酒に酔い演者に顔面キック あごを骨折させた空手有段者とテーマパークの責任
「お化け」を蹴って骨折させた責任はテーマパーク側にもある-。
お化け屋敷の利用客が、負傷したスタッフに支払う和解金の7割をテーマパークが負担するよう求めた訴訟の控訴審判決が7月、大阪高裁であった。
飲酒後に入場し、空手の有段者ながらお化け役のあごを蹴り上げた利用客。
自身の責任を部分的に認めつつ、こうした事態に備えた訓練が不十分だったなどとしてテーマパーク側の4つの安全配慮義務違反を訴えたが、裁判所は全面的に退けた。
発端は約10年前、関西のテーマパーク内のお化け屋敷。
昼食時に酒を飲んだ後、知人と手をつないで中を進んだ利用客は、仮装したスタッフが出現するやいなや、右足であごを蹴り上げた。
スタッフはあごを骨折する重傷を負い、利用客に損害賠償を求めて提訴。
利用客がスタッフ側に解決金1千万円を支払うとの内容で和解した。
しかし、話はここで終わらなかった。
多額の解決金を背負った利用客が、テーマパークの運営会社を相手取り、支払いの分担を求める別の訴訟を起こしたのだ。
言い分は何か。
利用客側は、お化け屋敷が「恐怖」を売りにしている以上、格闘技の心得がある人も含め「客がとっさに手を出してしまう事態は予見できた」として、未然防止の義務を怠ったと訴えたのだ。
つづきはこちら
https://www.sankei.com/article/20240816-NNNNZQMN25IDFFXXPWOSU7RSQQ/
お化け屋敷の利用客が、負傷したスタッフに支払う和解金の7割をテーマパークが負担するよう求めた訴訟の控訴審判決が7月、大阪高裁であった。
飲酒後に入場し、空手の有段者ながらお化け役のあごを蹴り上げた利用客。
自身の責任を部分的に認めつつ、こうした事態に備えた訓練が不十分だったなどとしてテーマパーク側の4つの安全配慮義務違反を訴えたが、裁判所は全面的に退けた。
発端は約10年前、関西のテーマパーク内のお化け屋敷。
昼食時に酒を飲んだ後、知人と手をつないで中を進んだ利用客は、仮装したスタッフが出現するやいなや、右足であごを蹴り上げた。
スタッフはあごを骨折する重傷を負い、利用客に損害賠償を求めて提訴。
利用客がスタッフ側に解決金1千万円を支払うとの内容で和解した。
しかし、話はここで終わらなかった。
多額の解決金を背負った利用客が、テーマパークの運営会社を相手取り、支払いの分担を求める別の訴訟を起こしたのだ。
言い分は何か。
利用客側は、お化け屋敷が「恐怖」を売りにしている以上、格闘技の心得がある人も含め「客がとっさに手を出してしまう事態は予見できた」として、未然防止の義務を怠ったと訴えたのだ。
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引用元: ・【お化け屋敷】酒に酔い演者に顔面キック あごを骨折させた空手有段者とテーマパークの責任