「男性体臭」投稿で契約解除になった女性アナ所属事務所が「処分重い」批判などを釈明「言葉で多くの方を不快にさせ傷つけた」
「男性体臭」投稿で契約解除になった女性アナ所属事務所が「処分重い」批判などを釈明「言葉で多くの方を不快にさせ傷つけた」
男性の体臭に関する投稿でフリーアナウンサーの川口ゆりとの契約を解消し、疑問視されたアナウンサー事務所VOICEが16日、声明を発表し、一連の騒動について釈明した。
以下、声明全文。
川口ゆり氏の件で世間を騒がせてしまい大変申し訳なく思っております。多数のお問い合わせをいただいておりますので、ご質問の多い内容について回答をまとめました。
①契約解除の理由と経緯について
当社の判断につきましては公表の通り、言葉を扱う仕事である以上、言葉によって多くの方を不快にさせ、傷つけてしまったという事実を重く受け止め、契約違反と判断いたしました。
当社としても苦渋の判断となりました背景には、当社宛に川口氏の発言で深く傷ついたという内容のメールや問合せが多数届いたことにあります。アナウンサーは言葉を扱うプロで、お客様から『安心して任せられる人、安心して聞いていられる人』という信頼関係でなりたっていると考えております。当社では、言葉で誰かを傷つけることがないように。ということを大切にしているため、業務委託契約を続けることは困難という苦渋の決断に至りました。
②川口氏との関係性について
川口氏と当社との関係性ですが、本件以外に於いて関係性は良好でありましたことを申し添えます。一部ネット上で、彼女の普段の素行の悪さから契約解除になったという憶測が出ておりますが、そのようなことはありません。本人も当社も、世間を騒がせてしまっていることを申し訳なく、大変心苦しく思っております。
③各人のSNS運用について
各人のSNS運用については、本人アカウントの為、個人の判断で運用しており、その内容については当社のチェックを経る運用にはございません。ただし、当社業務に関するものについては、そのチェックを経る運用となっております。
④お詫びとご報告の一部文言修正について
お詫びとご報告の文章について、表現方法を一部変更いたしました。名誉を毀損するという表現が強すぎるというご指摘があったため、修正いたしました。言葉の選択の経緯は、特定人に対して直接言及しない場合でも名誉毀損が成立する場合はあるという弁護士確認のもと使用しておりましたが、それによって川口氏への罰則を印象として強めてしまったのではないかという思いに至り、修正に至りました。
⑤今後の対策について
言葉には力があり、愛や勇気を届ける素晴らしいものでもありますが、時に武器となり人を傷つけてしまう恐ろしいものでもあると改めて痛感しております。今回の問題を受け、所属アナウンサー並びに従業員に対して、SNS投稿についてのルールの設定と講習会等の構築を実施する為、検討中です。
川口は8日、X(旧ツイッター)に夏の男性の体臭が苦手などと投稿。VOICEはこれを問題視し、契約違反があったなどとして川口との契約を解消(10日付)したと11日、発表した。SNS上では、この対応は過剰ではなどと物議をかもしていた。
東スポWEB
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