【社会】地震の際、カセットボンベはこう使って! 消費者庁が呼びかけ

【社会】地震の際、カセットボンベはこう使って! 消費者庁が呼びかけ

災害時には慌てて使い方を調べるのは難しいので、平常時から準備しておくことが大切ですね。

2024年8月8日、気象庁が、南海トラフ地震臨時情報の『巨大地震注意』を発表。

同月11日現在も、各家庭において、地震への警戒体勢を高める状況が続いています。

災害時に役立つ製品の一例として挙げられるのが、携帯発電機やカセットコンロ、カセットボンベといった道具。

正しく使えば重宝するものの、扱い方を誤ると、製品事故が起こってしまう可能性があることを知っていますか。

災害時の製品事故を防ぐには?

消費者庁は、ウェブサイトを通じて、災害時に使用する製品で気を付けるポイントについて、解説しています。

取り上げているのは、カセットコンロ、カセットボンベ、携帯発電機の3製品です。

【携帯発電機】

携帯発電機は屋内では絶対に使用せず、屋外の風通しの良い場所で使用する。

【カセットこんろ/カセットボンベ】

カセットボンベは機器に正しく装着する。

カセットこんろ/カセットボンベの経年劣化に注意する。

カセットこんろを覆うような大きな鍋や鉄板などは使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない。

周囲に可燃物がある場所や狭い場所ではカセットこんろ/カセットボンベを使用しない。

消費者庁 ーより引用

持ち運びが可能で、手軽に電力を生み出せる、携帯発電機。

災害時、屋内では絶対に使用せず、屋外の風通しの良い場所で使うようにしましょう。

カセットコンロやカセットボンベを扱う際も、同様に注意が必要。

カセットボンベは機器に正しく装着して使うようにし、カセットコンロは、2台以上並べて使用しないように気を付けてください。

また、2製品とも、経年劣化していないか入念にチェックしましょう。加えて、周囲に可燃物がある場所や、狭い場所では使用しないよう、細心の注意を払ってください。

地震発生時、余震が落ち着いた後も、防災用の製品などを火種に、二次的被害が拡大する恐れがあります。

誤った使用方法をしないよう、あらかじめ各製品に関する知識を蓄えておくことが大切でしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
消費者庁
※写真はイメージ

(出典 news.nicovideo.jp)

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