【パリ五輪】マスコミ「日本でパリ五輪がいまいち盛り上がらなかったワケ」日本で人気の競技種目がない
【パリ五輪】マスコミ「日本でパリ五輪がいまいち盛り上がらなかったワケ」日本で人気の競技種目がない
また、ネット上などでもそうした意見が見受けられる。事実、過去の五輪と比べるとそれほどお祭り騒ぎにはなっていないのだ。
なぜ盛り上がっていないのか。今回は、その理由を探ってみたい。
◆パリ五輪で競技に入っていない「野球」「ソフトボール」
まず日本で盛り上がっていない理由の1つは、日本では人気の競技種目がない、というのがある。例えば、前回の東京五輪では、人気スポーツの野球で“侍ジャパン”が、さらにソフトボール女子日本代表が金メダルを獲得し、大いに盛り上がった。だが、パリ五輪ではどちらも競技に入っていない。
バスケットボール男子日本代表も最近どんどん人気が高まっていることで注目されていたが、スタープレーヤーの八村塁選手が、けがでチームを離脱するなどし、3戦全敗でパリ五輪を終えている。
柔道も、国技ということもあっていつもながら注目度は高く、選手も検討したと思うが、今回はあまり盛り上がっていない印象だった。
SNSなどでは、やはり国技として「プライドが許さない」と感じた視聴者たちが、審判による不可解なジャッジがあったとしてある意味では盛り上がっていたが、それは大会の盛り上がりとはまた別の次元の話だと言えよう。
卓球も、世界的な日本人選手の健闘は言うまでもないが、あまり結果にはつながっていない。金メダルをかけてライバル国との接戦が続く、というような手に汗握るような展開には残念ながらなっていない。
つまり、人気スポーツがあまり盛り上がらなかった。ただこうした状況に加えて、筆者が、今回のパリ五輪が盛り上がっていないように感じるのには、五輪というスポーツ大会の「消費の仕方」が変わったからだ、と見ている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0a8c37fbfef811def88902e938e6e41573ca911
引用元: ・【日本でパリ五輪がいまいち盛り上がらなかったワケ】日本で人気の競技種目がない