2022年公開の映画『流浪の月』で暴力的な役を務めた横浜流星。同作は、かつて誘拐犯として扱われた佐伯文（松坂桃李）と、その誘拐事件の被害者とされた家内更紗（広瀬すず）の再会を描く物語です。横浜は、更紗の恋人で上場企業に勤めるエリート会社員の中瀬亮を演じました。亮は、更紗への愛情が行き過ぎてしまい、彼女に暴力をふるってしまいます。
横浜は亮というキャラクターについて、最初は嫌な人間に見えたと言い、そういった部分を膨らませるのではなく、人間らしさを出して演じることを心がけたそうです。また更紗と暮らしている部屋には亮のスペースがほとんどないことから、「本当は愛にあふれた人だと気付かされる」と読み取っていました。

2位は「眞栄田郷敦」！

2022年放送のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』で陰のある役を演じた眞栄田郷敦。同作は、スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーの浅川恵那（長澤まさみ）と、バラエティー番組の若手ディレクターである岸本拓朗（眞栄田）が、12年前の連続殺人事件の真相に迫る物語。岸本は、事件の犯人が冤罪（えんざい）である証拠を突き止めますが、事実を報道するべきテレビ局や番組の消極的な姿勢に失望し、心を閉ざしていきます。
さらに岸本は中学時代、同級生があっていたいじめを見て見ぬふりをして自殺へ追いやったトラウマを抱えています。そんな岸本について眞栄田は、登場人物の中でエピソードごとに最も変化するキャラクターであると語っています。

1位は「新田真剣佑」！

2015年公開の映画『劇場版仮面ライダードライブサプライズ・フューチャー』で悪役を務めている新田真剣佑。同作は、人間の欲望や欲求を学習して進化するアンドロイド・ロイミュードの支配を食い止めようとする仮面ライダードライブこと泊進ノ介（竹内涼真）たちの激闘を描く物語。新田真剣佑（当時・真剣佑）は、2035年の世界において進ノ介の息子・英志の命を奪い、さらに英志の姿をコピーして2015年の世界へやって来る泊エイジを演じました。
2021年には映画『るろうに剣心最終章 The Final』と『るろうに剣心最終章 The Beginning』で、主人公である剣士・緋村剣心（佐藤健）に恨みを抱く最強の敵・雪代縁を演じています。

きょうだいである「新田真剣佑」と「眞栄田郷敦」が1位を争う結果となった今回のランキング。気になる4位～47位のランキング結果もぜひご覧ください。

あなたが最高に「悪役」がハマると思う若手俳優は、何位にランク・インしていましたか？

（芸能ライター：田辺ユウキ）

調査方法：gooランキング編集部が「Freeasy」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
有効回答者数：500名（20～40代男女：複数回答）
調査期間：45440