【国際】日本と韓国の10~20代は”日韓関係の新人類”「政治と文化は別物」=韓国ネット「良き隣人に」
【国際】日本と韓国の10~20代は”日韓関係の新人類”「政治と文化は別物」=韓国ネット「良き隣人に」
記事は、日本のZ世代(1990年代後半~2000年代序盤生まれ)について「K-POP、韓国ドラマ、グルメに夢中で、旅行や短期語学研修のため頻繁に韓国を訪れている」と紹介している。韓国観光公社によると、昨年、韓国に観光で訪れた日本人のうち30歳未満は42.3%で、10年前(26.6%)に比べ15.7ポイント上昇している。日本の若者は「韓流の聖地」と呼ばれる東京・新大久保で韓国文化を間接的に体験し、釜山の方言や最新の流行語も学んでおり、在日コリアンより韓国語が上手な人も少なくないという。23歳の女性は「韓国ドラマはロマンチックだし、韓国語の響きがすてきなので、見ていて飽きない。料理も口に合う物が多い」と話した。
一方、韓国のZ世代の間では、日本のアニメーション、音楽、料理が人気だという。日本のアニメを見て育った韓国の若者は、キャラクターグッズを購入するために頻繁に日本に行く。昨年1~3月に日本を訪れた韓国人観光客を世代別に見ると、最も多いのが20代で全体の30%を占める。韓国国内でも日本料理店で食事し、日本旅館を模した宿泊施設を利用するなど、さまざまな形で日本文化を楽しんでいる。韓国語と日本語を交ぜた「韓本語」も流行しているという。23歳の女性は「子どもの頃からアニメを見ている。日本のストリートファッションにも興味がある」と話した。
この他、記事は「中学生の娘が『日本じゃなければ家族旅行をしたくない』というのでしかたなく家族で日本に行った40代の親が、どこに行っても清潔な日本が気に入り、歴史問題のせいで抱いていた悪いイメージが覆された」というエピソードや、「アイドルのファンになったのがきっかけで始めた韓国語学習を7年間続けている20代の日本人女性が、嫌韓感情を持っていた祖父母の考えを変えた」といったエピソードも紹介している。
ただ記事は「両国のZ世代には違いもある」とし、「日本のZ世代は政治・社会問題全般にほとんど興味がなく韓国の歴史に無関心だが、韓国のZ世代は歴史を認め謝罪しない日本政府を否定的に認識している」と指摘。「日本文化に関心が強いだけに、日本の過去と今の政治を批判的に見ている人が多い。日本文化が好きだからといって、日本を無条件に擁護することはない」という20代の韓国人の言葉を紹介している。
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https://www.recordchina.co.jp/b938279-s39-c100-d0195.html