【女優】江角マキコさんが思い寄せる能登の被災地 主演作の「幻の光」再上映で心境語る

【女優】江角マキコさんが思い寄せる能登の被災地 主演作の「幻の光」再上映で心境語る

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1: 名無しの時事ネタ 2024/08/07(水) 07:08:06.97 ID:a02WwRIa9

8/7(水) 7:00配信 朝日新聞デジタル

 石川県輪島市を主な舞台にした29年前の映画「幻の光」が東京でリバイバル公開されている。能登半島地震の被災地を支援するチャリティー上映だ。主演は江角マキコさん。芸能界を引退しているが、「改めて能登の方に感謝を伝えたい」とインタビューに応じた。

 今年1月1日、江角さんは韓国のソウルで能登半島地震の報に接した。「真っ先に映画でお世話になった方のことを思いました」と話す。同作のプロデューサーが再上映を準備しているのを知り、協力を申し出た。

 「幻の光」は是枝裕和監督の劇場映画デビュー作。宮本輝の小説を原作に、夫を亡くして喪失感を抱く女性が能登の男性と再婚し、徐々に再生していく姿を描く。

 江角さんは、この俳優デビュー作で数々の新人賞を受賞。その後、ドラマ「ショムニ」などの話題作に主演。一線で活躍していたが、2017年に芸能界を引退した。

 「幻の光」は、江角さん演じる女性の再婚先の家があった輪島市鵜入地区を中心に撮影された。「皆さんが静かに温かく歓迎して下さったのが、右も左も分からず不安だった私には、ありがたかった」と回想する。

 俳優人生の足がかりになった、そんな思い出の場所を大地震が襲った。

 江角さんは「いま、喪失感を抱えている方がたくさんいらっしゃると思います。喪失と再生をテーマにした『幻の光』が、お世話になった能登の支援の一助になれるとしたら、素晴らしい縁を感じます」と話した。

 今回の上映では、経費を除く入場料はすべて輪島市に送られる。東京のほか、順次各地で公開。(編集委員・石飛徳樹)


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