天ぷらの衣、ダマが残っててもいい? 日清製粉が教える事実に「知らなかった!」

天ぷらの衣、ダマが残っててもいい? 日清製粉が教える事実に「知らなかった!」

天ぷらの衣、ダマが残っててもいい? 日清製粉が教える事実に「知らなかった!」「目からウロコ」 | ニコニコニュース

サクサクと軽い食感に揚がった天ぷらといえば、お店で食べるもの。そう考えている人も多いかもしれません。

確かに、家で揚げても衣がべたっとしてしまったり、ダマがあったりとうまくいかないことも。手順通りにやっているのに失敗するのなら、細かい部分のコツを知っておくと成功率が上がるかもしれません。

タイミングや混ぜる順番を意識するだけで変わる!

天ぷらの衣が思ったようなサクサク食感にならないのなら、日清製粉グループが公式サイトで公開している基礎とコツを参考にしてみましょう。

小麦粉(薄力粉)に水を混ぜて時間が経つと、グルテン(粘り)が発生します。グルテンが発生しすぎるとカラッと揚がらず、見た目も食感も損なわれてしまうので、揚げる直前に衣を作るのがおいしく仕上げるポイントです。

日清製粉グループ ーより引用

グルテンの発生と仕上がりには深い関係があったのですね。グルテンが過剰に発生しないよう、衣は作り置きしないほうがよさそうです。

また、先に水と卵を溶いてから小麦粉を加えたほうが混ざりやすいのだとか。今まで特に気にしていなかったという人は、これからは「先に水と卵、それから小麦粉!」と覚えておきましょう。

さらに、水の温度もおいしい天ぷらづくりのポイントです。

使う水が温かいと、粘りの元であるグルテンが発生しやすくなります。サクッと軽い食感に仕上げるためには、グルテンができにくい冷水を使うといいでしょう。

ちなみに、25~30℃のぬるま湯が、一番グルテンが発生しやすいのだとか。おいしい食感、きれいな見た目のためには、冷水を使うのが必須です。

衣は菜箸や泡立器で軽く混ぜる程度にして、混ぜすぎないことが鉄則。水と卵を溶いて小麦粉を加えたら、10回ほどトントンとたたくように混ぜ、20回ほどざくざくと切るように手早く混ぜるのがコツです。小さいダマが多少合っても大丈夫です。小麦粉を先にふるっておくと、大きなダマができにくくなるのでおすすめです。

日清製粉グループ ーより引用

つい「ダマがあってはいけない!」としっかり混ぜてしまいがちですが、実は小さいダマが多少ある程度なら大丈夫とのこと。これからは混ぜすぎず、日清製粉が教えてくれているコツ通りに進めましょう。

日清製粉が公開しているコツを覚えれば、家でもサクサク食感のおいしい天ぷらが作れるようになりそうです。「おいしい天ぷらはお店で食べるもの」とあきらめず、家でもおいしい天ぷらを自由自在に作りましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
日清製粉グループ
※写真はイメージ

(出典 news.nicovideo.jp)

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