【米国】共和党の副大統領候補バンス氏は「大の中国嫌い」、「中国共産党が彼らの中産階級を築くのをストップさせる」 [7/20]

【米国】共和党の副大統領候補バンス氏は「大の中国嫌い」、「中国共産党が彼らの中産階級を築くのをストップさせる」 [7/20]

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1: 名無しの時事ネタ 2024/07/20(土) 08:08:01.75 ID:/bhwOSMF

党の副大統領候補になったとたんに中国批判

 7月15日の米共和党大会初日に、大統領公認候補となったドナルド・トランプ前大統領は、「ランニング・メイト」の副大統領候補に、39歳のJ・D・バンス副大統領候補(オハイオ州選出上院議員)を指名した。するとバンス候補は、受諾指名演説で早速、中国を名指しで批判した。

「私の故郷は、ジョー・バイデンに台無しにされ、犠牲になってきた。われわれはアメリカの労働者の賃金を守っていく。その裏で、中国共産党が彼らの中産階級を築くのをストップさせる。
 中部の人々、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア……。これら忘れられたわが国のすべてのコミュニティ。
 私はあなたたちに、一つ約束する。自分がどこから来たか、絶対に忘れない副大統領になると」

 このようにバンス氏は、「自分の故郷」=「ラストベルト(錆びた地域)」=「廃(すた)れた製造業」=「製造業は中国に移転」=「中国が繫栄」=「中国を許さない」という図式を示したのである。

 実際、バンス氏は、副大統領候補の指名を受ける前から、中国に対して非常に厳しい姿勢を見せてきた。例えば、メディアとのインタビューや上院の公聴会などで、以下のように語っている。

(以下抜粋)

「われわれが何よりも防がなければならないのは、中国の台湾侵攻だ。そうなれば、この国にとって壊滅的だ。非常に多くのコンピューターチップが台湾で製造されており、わが国の経済全体を大きく損ねることになる」(ブルームバーグ・ビジネスウィーク)

「アメリカの産業を、あらゆる競争から守る必要がある。中国がわれわれに勝つのは、彼らの労働力が優れているからではない。そうではなくて、彼らが『奴隷』(強制労働させられている新疆ウイグル自治区のイスラム教徒たちを指す?)を使ってでも、物を作ろうとするからだ」(CBS)

「私は中国が好きではない。中国がアメリカから多くの雇用を奪っているのが気に入らない。われわれは、ばかばかしい外交政策を追求することが非常に多いため、十分なものがつくれない。もっと自立しなければならない」(CBS)

 このように、「坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」とばかりに、強烈・強硬な「反中」ぶりなのである。

ベストセラーとなった自伝にも滲み出る嫌中感情

 私は、バンス氏の心情を知りたく思い、彼を一躍有名にした自伝的ベストセラー小説『ヒルビリー・エレジー』(光文社未来ライブラリー、2022年)を読んでみた。

 この小説には、中国に関する描写が、日本に関する描写とともに書かれていた。バンス氏の地元を代表する企業アームコ・スチールが、1989年に川崎製鉄(現・JFEスチール)と合併して、AKスチールとなった時の話だ。

<第二次世界大戦の兵役経験者とその家族であふれているこの町では、アームコとカワサキの合併は、まるで東條英機自身がオハイオ南西部に工場を開くことにしたかのように受けとめられたのだ。ただし、合併反対はひそひそとささやかれる程度だった。自分の子どもが日本車を買ったら勘当すると言っていた祖父ですら、合併発表の数日後には不平をもらすのをやめて、こう言っていた。「じつのところ、日本人はもうおれたちの仲間だ。あの辺の国と戦争するとしたら、敵はあのいまいましい中国だな」>(同書101ページ~102ページ)

 このようにアメリカ中部では、「昔は日本を敵視していた人々が、いまは中国を敵視する」という構図なのだ。

全文はソースで

近藤 大介
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/82142


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