【フジテレビ】三宅アナが12年半メインを務めた「めざましテレビ」を9月で卒業 伊藤利尋アナがメインキャスターに就任
【フジテレビ】三宅アナが12年半メインを務めた「めざましテレビ」を9月で卒業 伊藤利尋アナがメインキャスターに就任
フジテレビの三宅正治アナ(61)が12年半メインキャスターを務めた同局系朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜前5・25)を9月27日で卒業することが21日、分かった。9月30日から伊藤利尋アナウンサー(52)が新メインキャスターを担当。今年4月に30周年を迎えた同番組は安定感抜群の伊藤アナに加え、井上清華アナ(29)、生田竜聖アナ(36)の3人MC体制で新たなスタートを切る。
主戦場の情報・報道番組のみならず、バラエティーからスポーツ中継までマルチに活躍してきた看板アナが満を持してフジの朝の顔になる。
「めざましテレビ」と伊藤アナの絆は強い。1995年の入社1年目から「めざまし調査隊リポーター」として参加。99年から情報キャスターに就任し、中継コーナーでは明るい人柄から「アミーゴ伊藤」の愛称で呼ばれ人気者に。2003年から5年間は「めざましどようび」のメインキャスターを務めた。
また、11年には急性リンパ性白血病を患った初代メインキャスター、大塚範一氏(75)の代行を臨時で5カ月務め、三宅アナにバトンをつないだ実績もある。
昨年のオリコン「好きな男性アナウンサーランキング」で3位になるなど人気も兼ね備え、今月22日に52歳の誕生日を迎え、脂も乗り切ったエースアナ。4月に30周年を迎えた看板番組の新しい顔にふさわしいと白羽の矢が立った。
高橋龍平チーフプロデューサーは伊藤アナに「あなたしかいない」と直談判し、「現場が望むならお受けします」と快諾の言葉を聞いたとき、「思わずガッツポーズした」と回想。「持ち味を遺憾なく発揮してもらおうと考えています」と大きな期待を寄せた。
12年半ぶりに復帰し、メインを務める伊藤アナは「三宅さんから仕事を受け継ぐ重責を感じています」と気を引き締め、「新人時代から育ててもらった番組でもあり、今度はキャリア相応の役割を果たさねば」と約束。
ただ、気負いはなく「まずはかつてのように軽部(真一アナ、61)さんと絡めるのが楽しみで仕方ありません。視聴者の皆さんの朝のお供となれるよう精いっぱい努めたい」と誓った。