【体操女子】パリ五輪日本代表主将でエースの宮田笙子(19)が喫煙疑惑でチーム離脱、代表剥奪の可能性
【体操女子】パリ五輪日本代表主将でエースの宮田笙子(19)が喫煙疑惑でチーム離脱、代表剥奪の可能性
パリ五輪体操の女子代表主将の宮田笙子(19=順大)が、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱することが18日、分かった。関係者によると、喫煙の疑いが浮上し、調査を進めている日本体操協会が同選手を事前合宿地のモナコから帰国させる見通し。
モナコで報道陣に公開された17日の公開練習に、宮田は姿を現さず、日本体操協会の田中光女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」として詳細は明らかにしなかった。26日開幕の五輪出場は不透明となっている。
宮田は22年の世界選手権に出場し、平均台で銅メダルを獲得した。今年4月の全日本選手権で初優勝し、5月のNHK杯では3連覇を果たして五輪出場を決めた。日本のエースとしてメダルの期待も高い。
代表はく奪となれば異例の事態で、1964年東京五輪以来、60年ぶりの団体総合メダルを目指すチームに衝撃が広がるのは避けられない。SNSには「寛大な処置、は無理なのかな…」「協会には寛大な処置をお願いしたい」「さすがに五輪には出してあげてください」と願うような声も。剥奪の場合について、「僅差で代表落ちした杉原愛子の召集はあるのかどうかが気になる」(原文まま)「補欠から繰り上がりとなると。あの選手か」と、追加招集メンバーを心配する書き込みもあった。