不同意性交疑いのサッカー日本代表・佐野海舟容疑者、容疑を認める「間違いありません」 山本容疑者「自分は同意あった」

不同意性交疑いのサッカー日本代表・佐野海舟容疑者、容疑を認める「間違いありません」 山本容疑者「自分は同意あった」

サッカー日本代表の佐野海舟容疑者(23)が、女性に性的暴行をしたとして逮捕されました。

 佐野容疑者は、サッカー日本代表として、今年のアジアカップに出場。今月、J1・鹿島アントラーズから、ドイツ1部リーグ・マインツへの移籍が発表されていました。21日からはチームに合流し、背番号『6』を背負う予定でした。

 捜査関係者によりますと、佐野容疑者は、13日に六本木で、男女5人で飲食をしていたといいます。佐野容疑者といたのは、同じく不同意性交等の疑いで逮捕された山本泰己容疑者(24)と、竹内迅人容疑者(23)。

 3人は知人です。残りの2人は、男らの知人女性と、通報した30代の女性です。5人は、六本木から文京区のホテルに移動しました。ホテルで飲み直しをしていた5人ですが、そのうち男らの知人だった女性は帰宅し、残ったのは容疑者3人と30代女性1人でした。

 14日午前4時過ぎ、30代女性が110番通報しました。通報を受け、ホテルに駆けつけた警察官が、ホテルを出た佐野容疑者ら3人を確保。その後、逮捕しました。

 佐野容疑者と、山本容疑者、竹内容疑者の3人は同学年。岡山県津山市で活動するジュニアサッカークラブのチームメートでした。高校は全員別々で、佐野容疑者は、鳥取県のサッカー強豪校に進学しました。高校卒業後、FC町田ゼルビアに加入。2023年に、鹿島アントラーズへ移籍しました。

(中略)

 捜査関係者への取材で、佐野容疑者らの供述が新たにわかってきました。佐野容疑者は「間違いありません」などと、容疑を認めているということです。

 山本容疑者は同様に「間違いありません」と話す一方で、「1人だけだったら同意はあった」と自分に対してのみ同意があったと考えている旨の供述をしているということです。

 一方、竹内容疑者は「納得できない」といった容疑を否認する趣旨の供述をしているということです。

 3人は、サッカーのチームメートで幼馴染だったわけですが、供述としても「地元の幼馴染のような関係で、交友関係がずっと続いていた」といった話をしていることがわかりました。

 その一方で、3人と被害女性の関係についてですが、友人といった深い関係性ではなく、知り合ったばかりの間柄だったということです。

 事件現場となったホテルについては、長期間にわたっておさえられていたわけではなく、予約された日数は短期間で、容疑者側が予約していたもので、警視庁は、どういった経緯で六本木から文京区のホテルに移動したのか、そして、ホテル内で何があったのかなど、慎重に調べていく方針です。

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