【中国】人口の4割が極貧・8割が貧困状態
【中国】人口の4割が極貧・8割が貧困状態
中国共産党は、その統治を正当化するために、中国人を貧困から脱却させたと吹聴してきました。
しかし現実は、中国共産党が中国社会と経済全般を厳しく統制することによって、多くの人々が貧困から抜け出せない状況にあります。
ワシントンに本部を置く世界銀行が設定した中国の現在の所得水準に基づく貧困ラインによれば、人口の40%以上が極度の貧困状態にあり、80%が貧困状態にあると述べています。
アメリカでは、インフレーションの影響を除いた後の一人当たりGDPは1990年に4,000ドルでしたが、中国は2010年になってようやくその水準に達しました。
国際通貨基金(IMF)のデータによれば、アメリカの一人当たりGDPは現在85,300ドルであるのに対し、中国は13,100ドルに過ぎず、メキシコ、カザフスタン、マレーシアなどの国よりも低い水準で、世界74位です。
2010年の物価水準に基づいて中国政府が設定した貧困ラインは年間収入2,300元(約5万円)ですが、これは世界銀行が定めた国際貧困ラインの半分にすぎません。
実際、2021年、中国では人口の47%が1日10ドル以下で生活しています。
当時のアメリカでは1日21.70ドルを貧困ラインと定義していました。この基準に照らすと、中国人の80~90%が貧困層に分類されます
農村部の住民は一般的に家にエアコンがなく、暖房や水洗トイレがない家も多いです。また、農村部では公衆トイレさえも「溝トイレ」が一般的です。
そのため、中国の農村部では貧困人口の割合が都市部よりもはるかに高く、貧困状況は非常に深刻です
https://www.visiontimesjp.com/?p=46156