ニューヨークのコメディークラブで働くウーマンラッシュアワー村本、一時帰国で自虐「米国でも嫌われています」
ニューヨークのコメディークラブで働くウーマンラッシュアワー村本、一時帰国で自虐「米国でも嫌われています」
お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔が6日、都内のユーロスペースで行われた、ドキュメンタリー映画『アイアム・ア・コメディアン』の初日舞台あいさつに登壇。米ニューヨークから一時帰国し、近況を報告した。
本作は、政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、ついにはテレビから消えた、嫌われ芸人と揶揄された村本の真実に迫った3年間を記録したドキュメンタリー作品。スタンダップコメディを追求するため本場・アメリカでの武者修行、韓国での出会い、パンデミックの苦悩、そして知られざる家族との関係――。世間から忘れ去られ、それでも人生をコメディーに捧げ続ける芸人の真実が記録されている。
本格的にニューヨークで活動をはじめた村本は、近況を聞かれ「これにつきます、円安」と一言。「日本の貯金で1年くらい暮らす予定が、もう4か月くらいで一気になくなった。とにかく全部高い」と嘆き、「出稼ぎで帰ってきました」とジョークを飛ばした。
現在は毎晩、コメディークラブのステージに立っているそうで、「すごく嫌なことを言うやつもいる。いろんな経験して、そいつらより笑いをとったりもしている」と自慢。「そういう時に片言の英語で『2年目の英語のやつよりも、生まれ持って英語をしゃべれているお前の方が笑いを取れないって、どんな気持ち?』みたいな。だから、アメリカでも嫌われています」と自虐的に語り、笑いを起こしていた。