【社会】「私は名字変えたくないよ」 夫婦別姓、集団訴訟へ

【社会】「私は名字変えたくないよ」 夫婦別姓、集団訴訟へ

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1: ばぐっち ★ 2024/02/23(金) 17:56:20.94 ID:??? TID:BUGTA

アフリカのウガンダの首都カンパラ。海外出張中のホテルの一室で、上田めぐみさん(46)はパソコンを開き、日本国内のニュースサイトにアクセスした。
繰り返すこと数回、ページ上にニュース速報が流れた。「最高裁が原告の請求を棄却 選択的夫婦別姓訴訟」。何度か読み返し、落胆が押し寄せた。

女性の専門家が夫婦別姓の必要性を訴える。思わずうなずいていた。「なんで女性ばかり姓を変える必要があるのだろう」。心の底に根付いたわずかな「違和感」。しかし、誰かに共有することはなかった。

大学では、家族法とジェンダーを学んだ。日本国内の問題を知るにつれ、視線は海外でのジェンダー問題にも。大学卒業後、イギリスの大学院で「ジェンダーと開発」の修士号を取り、

(略)
念願だったジェンダーに関わる仕事に就いた。

そんな仕事に追われる日々の2011年3月、一時帰国中に住んだ都内のシェアハウスで夫と出会った。トントン拍子で関係を深め、約1年後に交際。13年2月、2人でシェアハウスを退去し、同居を始めることになった。当初は、結婚は考えていなかったが、一緒に過ごすうちに、「この人なら」と思えた。

結婚を意識した時になって初めて、夫に「私は姓は変えたくないよ」と告げた。夫は「だったら、自分が変えようか」とも提案してくれた。でも、自分がしたくないことを夫に強要させることに違和感があった。話し合った末、事実婚で夫婦別姓のまま生きていくことを決めた。家族や友人も背中を押してくれた。

そんな最中、選択的夫婦別姓を求める初めての集団訴訟が行われていた。自分たち夫婦に直接的に関わるため、裁判の行く末は常に気になっていた。「もしかしたら現状が変わるかも」。そんな期待があった。

しかし、15年12月、最高裁で出された結論は「棄却」だった。

引用元: ・【社会】「私は名字変えたくないよ」 夫婦別姓、集団訴訟へ


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