【社会】「日給は1万7000円」「毎月600枚から1800枚偽造した」 マイナカードを偽造していた中国人女性が明かした手口

【社会】「日給は1万7000円」「毎月600枚から1800枚偽造した」 マイナカードを偽造していた中国人女性が明かした手口

偽造するだけでなく、それを売る手口もあるのか気になります。不正利用の被害者もかわいそうですね。

1 煮卵 ★ :2024/06/18(火) 11:01:12.45 ID:fiycfl/V9

 健康保険証の廃止まで半年。河野太郎デジタル相(61)はマイナ保険証の利用を促そうと躍起だが、利用率は4月時点で6%台にとどまっている。それもそのはず。偽造マイナンバーカードの不正利用など問題は山積しており、制度の根幹から信用が揺らいでいるのだ。【前後編の後編】

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 偽造マイナカードを使った不正が横行するなか、本誌(「週刊新潮」)は実際に偽造に手を染めていた実行犯に話を聞いた。

 その人物は警視庁が昨年12月、有印公文書偽造などの容疑で逮捕した中国籍の女性(27)である。

 彼女は起訴され、一審で懲役3年の判決を受けて控訴中。現在は東京拘置所に勾留されている。

「(出身は)福建省。十数年前に日本に来た。(来日の目的は)生活と中学校で勉強するためです」

 拘置所で彼女はこう身の上を明かし、偽造を始めた経緯について以下のように話した。

◼日給1万7000円

「(マイナカードの偽造を行っていたのは)捕まるまでの4カ月間ぐらい。日本にいる中国人の友達が、中国にいるボスを紹介してくれた。会ったことはないですが、ボスは中国人の男。声の感じから、年齢はたぶん20代だと思う」

 そして、手口をこう説明する。

「中国から届くカードに、パソコンとプリンターを使って、データで送られてきた(生年月日や氏名などの)文字と顔写真を印刷するだけですよ。(偽造に使用する)パソコンとプリンターは特殊なものではなく、市販のものでした」(同)

 ずいぶんお手軽に犯罪は実行されていたようなのだ。

「(作業は)大阪(市の自宅)で、夜10時から午前3時まで。ボスの指示でその時間に仕事していた。ボスから電話やチャットで指示があるので、それに従って作業していました」

 指定された作業時間は深夜帯。指示役の警戒心がうかがえよう。報酬については、

「日給制だった。最初は1日600元(約1万3000円)。(中国のIT大手テンセントが開発したモバイル決済サービスの)WeChat Payで受け取っていました。仕事を始めて2カ月したころに辞めたいと相談したら、1日700元(約1万5000円)に上がった。その翌月も、また辞めたいと話したら1日800元(約1万7000円)になりました」

◼「毎月600~1800枚偽造」

 加えて、彼女はマイナカードの偽造以外にも「危ない仕事」を行っていた。

「在留カードも作っていました。割合で言うと、マイナカードよりも在留カード(の偽造)が多かった。在留カードはベトナム人のものが多くて、フィリピン人、タイ人、インドネシア人、中国人が少し。ビザが切れていたり、働くビザがない人が買っていた。マイナカード(の購入者)は、ほとんどが日本人。携帯電話を契約するのに使っていると聞きました」

 社会部デスクが言う。

「彼女はマイナカードや在留カードを、毎月600~1800枚偽造。5カ月間で200万円ほどの稼ぎがあった。また、中国国内の組織はそうしたカードを“顧客”に1枚約1万円で販売。少なくとも、3000万円ほどの売り上げがあったものとみられています」

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/83377995761a6056131c0a42a4a5591c2369067e
[デイリー新潮]
2024/6/18(火) 6:09

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