【社会】大宮駅「みどりの窓口」は平日昼間から「40人待ち」…JR東日本が“削減をいったん凍結”ではなく、窓口を“復活”させるべき理由

【社会】大宮駅「みどりの窓口」は平日昼間から「40人待ち」…JR東日本が“削減をいったん凍結”ではなく、窓口を“復活”させるべき理由

「みどりの窓口」の削減は利用者にとって大きな不便を生んでいることが分かります。

1 尺アジ ★ :2024/05/25(土) 10:47:14.50 ID:7hcUDPWA9

 JR東日本は5月8日、みどりの窓口の削減を一時凍結すると発表した。2021年に同社は、切符をネットで購入するチケットレス化の推進を決定。その一環として、2025年までに、440カ所にあったみどりの窓口を140カ所まで削減する計画を立てていた。その計画は順調に進み、5月8日時点で半数以下の209ヶ所まで減少していた。

 しかし、コロナ騒動が終息して国内の旅行需要が回復したことや、インバウンドの回復に伴い、みどりの窓口は慢性的に混雑するようになった。そして、今年の4月は定期券の購入シーズンも重なり、駅に長蛇の列ができていた。GWには利用者が押しかけて窓口が大混乱となり、時には怒号が発せられるなど、未曽有の混雑が続いていた。

 なぜ、チケットレス化が進まなかったのか。理由はシンプルで、アプリや指定席券売機で買えない切符が多すぎるためである。特に指定席券売機は、少しでも複雑な切符を買おうとすると対応できず、使い物にならない。ネットで切符を購入できる「えきねっと」などのシステムも使い勝手が非常に悪く、JR東日本とJR東海とJR西日本でシステムが異なるのも大問題である。

 筆者は、すべての利用者が満足するような鉄道のチケットレス化は「不可能」だと考えている。飛行機や高速バスのように、単純なルートを通る乗り物ならチケットレスは容易だ。対して、鉄道は料金システムもルートも極めて複雑であり、目的地に着くまでにJR数社を跨ぐことも多く、乗り換えが複数回に及ぶケースもザラなので、チケットレス化は難しいのである。

 それでもチケットレス化を進めたいのであれば、せめてネットで切符を購入できるシステムやアプリはJR全社で統一して欲しいものだが、依然としてバラバラである。その点、みどりの窓口であればJR各社を跨ぐ切符も発券できる。現状、みどりの窓口に勝る切符の発券システムは存在しないのだ。とりわけ、アプリが中途半端な仕様であることが、チケットレス化が進まない最大の要因と考えられる。

切符を買うためなら窓口のある駅まで無料で移動できる

 ところで、JR東日本側も積極的にPRしていないので、知らない人も多いと思うが、みどりの窓口がない駅から「切符を買う目的」で鉄道を利用する場合、みどりの窓口がある駅までの往復運賃は払い戻してもらえるのだ。正確には、切符を購入した際に片道を窓口で払い戻してもらい、帰りの乗車票をもらう仕組みである。

 駅の券売機の横に、往復運賃を払い戻す旨が書かれたポスターが貼られているのだが、気づいている人はどれだけいるだろうか。何も知らない人は、クソ真面目に往復の乗車券を払って切符を買いに行っているかもしれない。利用者に不便を強いているのだから当然の対応だが、もっと大々的に告知すべきであろう。

 このシステムを利用し、5月21日(火)、筆者の最寄り駅のひとつである南越谷駅から大宮駅まで切符を買いに行ってみた。南越谷駅はみどりの窓口が消滅し、その代替としてオペレーターと会話しながら切符を購入できる「話せる指定席券売機」がある。しかし、平日でも行列ができているし、そもそもこの券売機で買えない切符も多い。

※続きは以下ソースをご確認下さい

5/25(土) 9:10
デイリー新潮

https://news.yahoo.co.jp/articles/1979383c25c04c89172c8f653560f95a8785e429

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