複数の中国企業が「パルワールド」のクローンゲームを開発中
複数の中国企業が「パルワールド」のクローンゲームを開発中
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20240416-289885/
Tianjin Wumai Technologyが手がける『Auroria(創造?!我們的星球)』にて、同作のコンセプトや公式スクリーンショットが『パルワールド』に似ているとして、注目を集めている。なお同作のパブリッシングはテンセントおよびHK Hero Entertainmentが担当していると見られる。
(中略)
『Auroria』は、協力マルチプレイ対応のオープンワールドサンドボックスゲームだ。舞台となるのは青く輝く未知の惑星Auroria。プレイヤーたちは惑星を開拓し、サバイバルしながら冒険を繰り広げる。テクノロジーを発展させ、ロケットを作り上げて宇宙に飛び出すのだ。
本作には草原や密林、氷原や砂漠といったさまざまなロケーションが用意。農業や漁業をおこなったり、建築したりしながら生活を送ることになるという。また惑星には一風変わった生き物がおり、捕まえて一緒に戦うことができるという。スクリーンショットを見るに、不思議な生物を拠点で働かせることもできるようだ。
本作を手がけるのはTianjin Wumai Technology(天津五麦科技有限公司)。中国向けには『創造?!我們的星球』として発表されており、現地ではモバイル向けにも展開予定。パブリッシングはテンセントおよびHK Hero Entertainmentが担当しているようだ。Steam向けにもストアページが公開されており、グローバル展開の計画があるのかもしれない。
なお『Auroria』のジャンルや公式スクリーンショットから、SNS上では本作を『パルワールド』になぞらえる反応が多く見られる。『パルワールド』も、オープンワールドで展開されるサバイバル要素や建築要素などをもつマルチプレイ対応作品。また不思議な生き物「パル」を捕まえて戦わせたり働かせたりすることが可能だ。そうした特徴をアピールする、パルたちがずらりと並んでモノを運ぶ公式スクリーンショットも用意されている。『Auroria』Android版 のスクリーンショットでも同じくかわいらしい生物がずらりと並んで働いており、『パルワールド』を彷彿とさせるかもしれない。
ちなみに先月3月末には海外メディアBloombergが関係者証言として、テンセント傘下のTiMi Studio GroupおよびLIGHTSPEED STUDIOSが『パルワールド』風のモバイル向けゲームを開発中であることを伝えていた。このほかNetEase Gamesが開発中のオープンワールドサバイバルゲーム『Once Human』では、リソースを生み出すペット「Deviants」の捕獲・育成要素が備わることも新たにアピールされている。『パルワールド』の大ヒットを踏まえて、新作開発や類似要素の宣伝がおこなわれているかたちだろう。
今後登場するとみられる『パルワールド』と類似の要素をもつ作品が、どのような反応を呼ぶかも注目されそうだ。なおそうした作品の登場を受けてか、『パルワールド』開発元代表取締役社長・溝部拓郎氏も莫大な予算で開発されているとみられる“クローンゲーム”の存在に言及。来年2025年には大量にリリースされる可能性に触れ、「すごい時代」と綴っている。
🔥発売開始🔥
『#パルワールド/ #Palworld』https://t.co/TBM99ijLfl🧭最大32人マルチ対応オープンワールドサバイバルクラフトゲーム
🔫100種類以上のパルと一緒に冒険
💪捕まえたパルは育成・戦闘・労働3年掛けて本当に面白いと思えるゲームを作り上げました!
応援宜しくお願い致します! pic.twitter.com/m4nb2Yd8t1— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) January 19, 2024