バラエティ番組に出演できない理由は？平野紫燿ら『Number_i』の事務所が貫くアーティスト志向戦略とは

なぜ平野紫燿らNumber_iはバラエティ番組で見られない？局側は依頼も事務所が貫く「アーティスト志向」戦略

　6月3日、TBSは8時間にわたって生放送される夏の大型音楽特番『音楽の日2024』（TBS系・7月13日放送）に出演する、豪華アーティストの第一弾を発表した。

　「音楽のチカラで日本を元気に！」という願いを込めて、東日本大震災があった2011年から始まった同番組は、今年で放送14回目。「hope!音楽のチカラ」をテーマに被災地、そして日本中へ向けて、アーティストたちが“日本に希望を与えてくれた楽曲”を熱唱する。

　今回発表された16組のなかには、新しい学校のリーダーズ、三代目 J SOUL BROTHERSらに加え、平野紫耀らが所属するNumber_iの出演も明かされている。

　中居正広が司会を務めることも踏まえ、Xではこの発表について

《＃Number＿iと＃中居正広さんの絡みがたくさんあるといいなーーー！　中居くん、お願い》

《わ―い！音楽の日にNumber＿i出る―！！嬉しい―！中居くんとお話しできる機会がある！嬉しい》

　と歓喜の声があがった。

　滝沢秀明氏が代表取締役を務める芸能事務所「TOBE」の所属タレントのなかで、圧倒的な人気を誇っているのがNumber_i。平野自らがプロデュースしたグループの新曲『BON』のミュージックビデオは、公開2日目にして1000万回以上再生されるなど絶好調だ。

「ノリに乗っている彼らですが、ファンからは『バラエティ番組でもNumber_iを見たい』という声が聞かれます。

　というのも、平野、神宮寺勇太、岸優太がかつて『King ＆ Prince』に所属していた時代は、ドラマやバラエティ番組など歌番組以外にも積極的に出演していました。

　バラエティ番組に関しても、平野さんの”天然発言”が笑いを生み、視聴者もSNSなどで反応するなど、出演するたびに話題になっていました。そのため、視聴率を稼げることは目に見えているのですが……」（芸能記者）

　とりわけ平野といえば、初主演したドラマ『クロサギ』（TBS系・2022年）でもその演技力が高く評価されており、Number_iに所属を移しても、「演技が見たい」という声は根強い。Number_iとしても、4月に音楽情報バラエティ『週刊ナイナイミュージック 拡大号』に出演したものの、「音楽番組」の枠は超えていない。

「もちろん、局側も音楽番組以外での出演もオファーしているようです。ですが、今のところは“アーティスト志向で売っていきたい”という事務所の意向が強いようで、依頼も叶っていないようです。

　ドラマに関しても、ゆくゆくは出演する可能性もあるかと見られますが、内容次第。そのうえ、出演するにしても、海外での活動を視野に入れているため、海外展開のできるNextflix作品などに出演するのでは……といわれています」（前出・芸能記者）

『音楽の日』で見せる中居との“掛け合い”次第では、さらにオファーが殺到したりして……！