J1に大金星 日本初の「サッカー専門学校」に問い合わせ殺到

J1に大金星 日本初の「サッカー専門学校」に問い合わせ殺到

1 ゴアマガラ ★ :2024/06/13(木) 21:33:39.36

12日に行われたサッカー天皇杯全日本選手権の2回戦で、J1名古屋を破る大金星を挙げた日本唯一のサッカー総合専門学校「JAPANサッカーカレッジ(JSC)」(新潟県代表)に注目が集まっている。
プロチームに初勝利したという快挙を受け、試合後は同校のホームページが一時つながりにくくなった。13日には同校の資料請求の問い合わせが通常の倍近く舞い込むなど活気づいている。

■プロ輩出のきっかけに

JSCは、新潟県聖籠(せいろう)町の中学校の跡地を再利用し、サッカーの日韓ワールドカップが開催された平成14年に設立された日本初のサッカー総合専門学校。
J1のアルビレックス新潟の育成組織で、選手を目指すサッカー専攻科(3年制)の他に、トレーナーやコーチ、審判の育成、サッカービジネスなどを学ぶコースがある。高等部も含めた生徒数は約500人。

高校卒業以上の資格があれば誰でも入学できるが、サッカー専攻科は定員(35人)があり、毎夏に開催されるセレクションで選抜される。高校時の実績やセレクションの成績によっては、学費などが一部免除される特待生待遇もある。

サッカー専攻科の生徒の多くが、サッカー選手になることを目指しているが、これまでの卒業生でプロになれたのは10人程度にとどまるという。大半は各都道府県で行われているアマチュアの地域リーグの選手や指導者、コーチなどの道に進むのが現状だ。

同校担当者は、「今回、J1のチームに勝利したことをきっかけに、プロチームのスカウトからもJSCの選手に注目が集まると思う」と強調。同校からプロ選手の輩出が増える呼び水になればと期待を寄せる。

■大半は新潟県外出身者

サッカー専攻科には現在約120人が在籍しており、約8~9割を新潟県外の出身者が占める。今回、名古屋に勝利したトップチームは、国内サッカーリーグの5部に位置するアマチュアの地域リーグのひとつである北信越フットボールリーグ1部に所属。
Jリーグでプレーしたプロ経験者を含めた約30人の選手で構成されている。試合には、同校の学生が、チームのマネージャーやコーチ、アナリスト、トレーナーなどの業務をこなすスタッフとして帯同し、プロチームでも活用できる実務スキルを学ぶという。

また、セカンドチームは北信越フットボールリーグ2部に、サードチームは新潟県1部リーグにそれぞれ所属。生徒たちは校舎に隣接するサッカーコート約2面分の広さの人工芝コートを練習で使用でき、学校生活に影響のない範囲であれば、アルバイトをすることもできる。(西村利也)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ecd868a0ef535d0b8b48e7eec57f099e4a6fd1a

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