【経済】おにぎり1000円に弁当1万円だって…関西国際空港「超インバウンド価格」露骨なつり上げに悲鳴!
【経済】おにぎり1000円に弁当1万円だって…関西国際空港「超インバウンド価格」露骨なつり上げに悲鳴!
昨年12月にリニューアルオープンが報じられた、関西国際空港。ターミナル1の出国審査場は1カ所にまとめられ、2階には国内国際空港としては最大規模のショッピングエリアや飲食店がオープンした。これまで国際線のセキュリティーチェック後、利用できる飲食店はカフェ程度しかなく、コンビニエンスストアには長蛇の列ができていたが、少しは解消されたのか。
「とんでもありません。むしろ新しくオープンした飲食店は超インバウンド価格で、とても日本人には手を出せません」
そう嘆くのは先日、関空から海外に出発した男性だ。具体的に語ってもらうと、
「これまであったカフェの値段はそこまで変わっておらず、空港ならこんなもんだな、という感じでした。ところが新しくできたレストランは、ラーメンやスープで2000円近く、おにぎりは1000円と、普通では考えられないような価格でした。それでも外国人は並んで買っていて、私の知り合いはお弁当だけで1万円近く購入していました」
別の利用者も、同様の嘆きを展開する。
「セキュリティーチェック前のフードコートなら、まだ安いんですよ。でも出国審査場をひとつにまとめてからは混雑すると聞いていたので、早めに並んだんです。案の定、長蛇の列で、1時間ほどかかりました」
結局、何も食べないまま出国。インバウンド価格の弁当を買うのに気が引けて、コンビニで買ったという。
「コンビニに並んでいるのはやはり、日本人ばかりでした。成田や羽田などに比べると、飲食店が比較的リーズナブルなのが関空の魅力だったわけですが…。まさかリニューアルとともに、ここまでインバウンド価格につり上げるとは思いませんでしたね」
GWに入り、海外旅行を楽しむ人達で混雑する関西国際空港。保安検査場でコンビニに並んで飛行機に乗り遅れたくない人は、出国前に食事を済ませておくしかないか。