【社会】引っ越し作業員に“心づけ”を渡す慣習を知って驚く若者たち「人件費はもう払ってる」「二度と会わない人たちなのに」
【社会】引っ越し作業員に“心づけ”を渡す慣習を知って驚く若者たち「人件費はもう払ってる」「二度と会わない人たちなのに」
●「少しでも安くなる業者を選んだのに…」
メーカー勤務の20代女性・Aさんは、実家の引っ越しの際、母親の業者への対応に驚いたと明*。
「作業員さんが4人ぐらい来てくれたのですが、明らかに働かない人がいるんです(笑)。それでも母はペットボトルのお茶を何本も差し入れし、最後に作業のリーダー格みたいな人に何か封筒を渡していたんです。何か聞いたら、チップ的なものだという説明でしたが、正直働かない人がいるせいで時間もムダにかかったのに……と、怒りさえ覚えました」
引っ越し業者に心づけを渡す行為を、Aさんは「理解できない」と首を傾げる。
「いろいろな引っ越し業者に見積りを取って、少しでも安いところを選んだのに、心づけを渡したら意味がないと思うんです。引っ越し料金には人件費が含まれているんだから、わざわざ追加でこちらが差し入れという形で経費を負担し、さらにお金を渡す意味がわかりません」(Aさん)
●一期一会の人に渡すメリットはあるのか
IT企業勤務の20代男性・Bさんは、実家から引っ越す際に、両親や祖父母世代から心づけの慣習を聞かされた。
両親は引っ越しの際に、スタッフ1人あたり1000~2000円程度で渡していたそうです。人数がわかっている場合は個別にポチ袋に用意したこともあったとのこと。70代の祖父母は、引っ越し業者の分まで寿司やそばを出前で注文し、一緒に食べたそうです。牧歌的な時代だったんだな、と思いました」
心づけについて、Bさんは「あげたい人があげればいい」というスタンスだ。
続きはマネーポストWeb Yahooニュース
2024年4月25日 15:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d6c3e8027e17465425aedc38c8ae46d773fffb8