【国際】最近のクルマは「ヘッドライトが眩し過ぎる」 1万人以上の陳情受け英国政府が “緊急調査” へ
【国際】最近のクルマは「ヘッドライトが眩し過ぎる」 1万人以上の陳情受け英国政府が “緊急調査” へ
英国政府が緊急調査に入るとは驚きですね。
多くのドライバーが不満… ヘッドライトの明るさ問題
最近の自動車のヘッドライトは眩しすぎるのではないか。そのような声が国民から多く寄せられ、英国政府が調査に乗り出した。
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英国の運輸省(DfT)は、ヘッドライトの明るさに関する法律を見直すよう求める請願書に1万人以上の署名が集まったことを受け、調査報告書を作成すると発表した。
DfTは声明で、「多くの人々がヘッドライトの眩しさについて懸念を表明している。しかし、警察の事故統計では、交通安全に関する根本的な問題は示されていない」と述べたが、この問題については「証拠が不足している」ため、「適切な緩和策」を見据えて調査を行うという。
日本のJAFに相当する英国の王立自動車クラブ(RAC)は数か月前、約2000人のドライバーを対象に独自調査を行ったところ、28%が「ほとんどのヘッドライトが明るすぎる」と回答した。明るさに不満を持つ人のうち、74%が運転中にいつも眩しいと感じると答え、85%がこの問題は悪化していると思うと答えた。これを受け、RACは政府に対し「早急に」調査するよう求めた。
RACの安全担当スポークスマンであるロッド・デニス氏は、DfTがこの問題を認めたことを「真の転機」と評価した。
また、「この話題は間違いなく国中のドライバーの共感を呼んだ。多くの人がRACに連絡してきて、何とかしてほしいと訴えている」と述べた。