【国際】外国人の73%が韓国に「肯定的」、日中では50%下回る=韓国ネット「意外」「隣国は仲が悪いもの」
【国際】外国人の73%が韓国に「肯定的」、日中では50%下回る=韓国ネット「意外」「隣国は仲が悪いもの」
2024年4月3日、韓国・国民日報は「韓流の影響により海外で韓国を肯定的に捉える人の割合が73%に達し過去最高を記録したが、隣国の日本と中国では肯定の割合が50%に満たなかった」と伝えた。
韓国の文化体育観光部が韓国国際文化交流振興院と共同で行った調査によると、韓国に対する全般的な認識を問う質問に「肯定的」と答えた割合は、調査対象26カ国・地域の平均で72.9%だった。
今回の調査は、26カ国・地域の韓国文化コンテンツ経験者2万5000人を対象にしたオンライン設問調査で、昨年11月に実施された。国・地域別では、サウジアラビア(89.5%)、UAE(88.9%)、エジプト(88.3%)など中東・アフリカ地域で肯定回答率が高かった。日本は肯定回答率が42.5%で最も低く、中国も48.7%にとどまった。スペイン(60.9%)、イタリア(61.6%)、ドイツ(64.4%)も比較的低かったという。
また、経験した韓国の文化コンテンツが全般的に気に入ったかどうかを問う質問に「気に入った(好感)」と答えた割合は68.8%だった。特に好感回答率の高い国・地域はインドネシア(86.3%)、タイ・アラブ首長国連邦(83.0%)、ベトナム(82.9%)だったという。
韓国と聞いて真っ先に浮かぶイメージを問う質問では、K‐POP(17.2%)との回答が最も多かった。K‐POPは17年から7年連続で1位となっている。後には韓国料理(13.2%)、ドラマ(7.0%)、情報技術(IT)製品・ブランド(6.3%)、美容製品(5.2%)が続いたという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国はまだしも、日本はなぜ?」「日本は意外だ」「もともと近接した国同士は戦争の歴史もあって仲が悪いもの」「韓国人も日中を高く評価しない。互いに迷惑を掛け合っているから」「日本と中国は隣人の成功に嫉妬しているのだろう」「米国や欧州の人たちは韓国と北朝鮮を混同している可能性がある」「先進国では韓流の人気が低いといわれている。東南アジアを大切にしよう」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)