【国際】「戦争準備に引き続き拍車を」金正恩氏、航空陸戦兵部隊の訓練を指導
【国際】「戦争準備に引き続き拍車を」金正恩氏、航空陸戦兵部隊の訓練を指導
今後の北朝鮮の動向がさらに注目されますね。
北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が15日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の各航空陸戦兵部隊の訓練を指導した。名前が「ジュエ」とされる娘が同行したことが報道写真から確認できる。朝鮮中央通信が報じた。
朝鮮労働党中央委員会の朴正天(パク・チョンチョン)書記(党中央軍事委員会副委員長)が同行し、強純男(カン・スンナム)国防相、李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長、副総参謀長、空軍司令官、第11軍団長をはじめとする主要指揮メンバーが出迎えた。
同通信によると、訓練は「航空陸戦兵が不意の戦時状況の中で下達される任意の作戦的企図に従って動員されうる態勢を点検し、それに応じた相違なる戦闘行動法に適応されている実戦能力を判定するのに目的を置いて行われた」という。
金正恩氏は、監視台に上がって訓練を指導し、「仮想的な敵の主要軍事対象物を一気に占領する航空陸戦兵の巧みな戦闘訓練ぶりを頼もしげに眺めながら、勇猛なあの姿からわが軍隊の百勝の戦いの気概と剛勇な気概がありのまま感じ取られると喜びに満ちて述べた」という。
また、「異なる地形条件と気象条件、夜昼条件にことごとく主動的に対処できる科学的な戦闘訓練、最も極悪な条件と不意の戦闘状況の下での行動に熟練させるための強力な訓練を方法論をもって手配することによって、全軍の訓練場ごとで勇敢で有能な未来の戦闘英雄をしっかり育てなければならない」と述べた。
さらに、「人民軍の基本任務は一にも、二にも、三にも戦争の準備である」としながら「全軍の全ての将兵が戦争が起きるなら、必ず歴史を変えてしまうという確固たる対敵意志、確たる戦争観でしっかり武装し、現在の高揚した訓練熱意をさらに激しく高調させて戦争準備の完成に引き続き拍車をかけていかなければならない」と語った。