【考古学】見事なヒスイの石仮面をマヤの王墓で発見、「闇の時代」解明の手がかりとなる嵐の神

【考古学】見事なヒスイの石仮面をマヤの王墓で発見、「闇の時代」解明の手がかりとなる嵐の神

嵐の神と呼ばれた理由がこれから分かるかもしれませんね。マヤ文明の神話とのつながりがどのように深いものだったかがわかるかもしれません。

1 ごまカンパチ ★ :2024/03/08(金) 07:54:38.24 ID:N5kymXG29

https://news.yahoo.co.jp/articles/e89b858a5059e220407be28d463bf57803a9b087
■「きわめて珍しい」と考古学者、盗掘を免れたグアテマラのチョチキタム遺跡で発掘
 チョチキタム遺跡は、中米グアテマラのヤシの木が茂る熱帯雨林の中、落ち葉と石の塊に埋もれた場所にある。
これまでほとんど知られていなかったこの遺跡は、考古学的な大発見が起こるような場所にはとても見えないかもしれない。
ましてや、長い間、研究者たちを悩ませてきた闇の時代の手がかりが見つかるとは、誰も考えなかったはずだ。

しかし、それが現実になった。
この場所で、翡翠(ヒスイ)を組み合わせて作ったミステリアスな仮面が発見されたのだ。これまで知られていなかったマヤの王のものだと考えられている。

この発見から、1700年近く前の古典期初期のマヤ文明における篤い信仰と王位継承の実態が浮かび上がってくる。
それだけでなく、この時代のマヤの王族が、マヤよりもさらに強力なメソアメリカの王朝の支配下にあった可能性があるという説の信憑性を高めそうだ。
「この点に関しては、さまざまな説があります」と話すのは、考古学者でナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるフランシスコ・エストラーダ゠ベリ 氏だ。
「この仮面によって、マヤの歴史に関する古い解釈が葬り去られる日はますます近づくことでしょう」

■王のピラミッドと棺の発見
チョチキタム遺跡とその歴史は、時の経過による荒廃と深い熱帯雨林にはばまれて、長い間謎に包まれていた。
遺跡があるペテン県は、グアテマラ北東部に位置する低地帯で、メキシコとベリーズに挟まれている。
遺跡自体は20世紀初頭から知られていたが、マヤ文明とのつながりについては、ごく最近までわかっていなかった。

理由のひとつは、遺跡ができた年代にある。
マヤ古典期は紀元250年から900年ごろで、マヤ文明の最盛期と重なる。しかし、この時期の文献はほとんど皆無で、栄光のほとんどは盗掘によって失われてしまった。
実際、チョチキタムも盗掘者の餌食になっていた。
2021年に、レーザー光線による測距技術である「ライダー(LiDAR)」を使った調査では、遺跡の中心である王家のピラミッドと思われる建造物に、
盗掘用のトンネルが掘られていたことがわかった。
しかし、エストラーダ゠ベリ氏と同僚のブハニー・ジロン氏は、盗掘者たちが見逃した場所があることに気づき、発掘調査を行った。

「簡単なことではありませんでした」と、米テュレーン大学中米研究所の教授で、マヤの先古典期と古典期に詳しいエストラーダ゠ベリ氏は話す。
ピラミッドを7メートル以上も掘り進んだところで、ジロン氏が頭蓋骨と何本かの歯、そして棺のような形の石の箱を見つけた。
箱の上部は壊れていたが、エストラーダ゠ベリ氏は副葬品を見つけた。壺、巨大なカキの殻を組み合わせたもの、いくつかの骨の破片、
そして、美しい翡翠が丁寧に並べられていた。

■王にふさわしい翡翠の仮面
2022年6月下旬、研究室に戻ったエストラーダ゠ベリ氏は翡翠に注目した。
これは考古学者がテッセラと呼ぶもので、ほかのマヤ遺跡では、王族を埋葬する際のモザイクの仮面に使われてきた。
神や先祖の象徴として、埋葬者の富や権力を表していることが多い。
何度か翡翠のタイルを動*と、渦巻き状の目と鋭い歯を持つ顔ができた。

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