【社会】「義務なのに…」チャイルドシート、5歳になると着用率が激減のわけは? 専門家が指摘する理由と危険性

【社会】「義務なのに…」チャイルドシート、5歳になると着用率が激減のわけは? 専門家が指摘する理由と危険性

「義務なのに…」チャイルドシート、5歳になると着用率が激減のわけは? 専門家が指摘する理由と危険性
 道路交通法で6歳未満へのチャイルドシート着用が義務づけられているにもかかわらず、5歳になると着用率が激減することが、長野県警のまとめで分かった。0…
(出典:信濃毎日新聞デジタル)
子供が5歳になると自分で座席ベルトを着用できるようになるという誤解があるのかもしれません。でもやはりチャイルドシートの方が安全性は高いと思います。

1 煮卵 ★ :2024/08/10(土) 09:38:00.11 ID:r/Fae+XO9

 道路交通法で6歳未満へのチャイルドシート着用が義務づけられているにもかかわらず、5歳になると着用率が激減することが、長野県警のまとめで分かった。0~1歳は87%だが、5歳は61%に低下。窮屈になったチャイルドシートを買い替えずに、大人用のシートベルトなどで済ませている保護者が多いと専門家はみており、「子どもの命を守るために必ず着用を」と訴えている。

◼5歳で半減

 長野県警交通安全対策室のまとめによると、2014~2023年に自動車事故でけがをした0~5歳の649人のうち、0~1歳は87%がチャイルドシートを着用していたが、5歳の着用率は61%。代わりに大人用のシートベルトを着用が24%、なにも着用せずに座っていた子は16%だった。
5歳の着用率の低さは全国共通の傾向だ。警察庁と日本自動車連盟(JAF)の調査によると、2023年の着用率は0歳が92%だった一方、5歳は56%とほぼ半減。この一因として、警察庁や民間企業などでつくる「シートベルト・チャイルドシート着用推進協議会」(東京)は、新生児から使っていたチャイルドシートが窮屈になることを挙げる。

◼あと1年なのに…?

 座面が回転して子どもを乗降させやすく需要も高い「回転式」は、新生児から4歳まで使えるものが主流。5歳頃になると体格に合わなくなってくるため、法定義務の年齢を知らずに「チャイルドシートは卒業でよい」と判断したり、知っていても「あと1年なのにもったいない」と買い替えずに大人用シートベルトなどで済ませたりする保護者が多い、と同協議会はみている。

(略)

◼シートベルトや抱っこで代用できる?

 JAF長野支部(長野市)の大田彩・事業課長によると、チャイルドシートも大人用のシートベルトも、鎖骨、胸骨、腰骨といった体の硬い部分で衝撃を受け止めることで、致命傷につながりやすい部位への衝撃を避けながら、体が座席から飛び出すのを防ぐ構造になっている。そのため、シートベルトのサイズや位置が体格に合っていないと、事故の時に首や内臓などに強い衝撃がかかる恐れがあり、危険だという。

 チャイルドシート代わりに、大人が抱っこした場合はどうか。大田課長によると、時速40キロで衝突した場合、体重の約30倍の衝撃がかかるため、体重10キロの子どもならば300キロに相当する重さになる。到底、大人の腕で支えることのできる衝撃ではなく、体は車内に激しく叩きつけられ、フロントガラスを突き破って車外に飛び出すこともある。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/221c82e7d55e44c5876a2635a3f524d8162841dc

[信濃毎日新聞]
2024/8/9(金) 7:10

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