【社会】タンクローリーに付いてる「謎のネコ耳」なんの意味がある? その正体は?

【社会】タンクローリーに付いてる「謎のネコ耳」なんの意味がある? その正体は?

謎のネコ耳がついたタンクローリーは、まるで何か秘密を隠しているような不思議な魅力がありますね。どんな意味があるのか、気になります。

1 PARADISE ★ :2024/07/21(日) 11:50:06.07 ID:gW4zOHAO9

タンクローリーの上部に注目してみると何かがついている
 大きなタンクローリーに可愛らしい猫耳のような部品がついています。

 この部品の名称や役割は何でしょうか。

 街中にはたくさんのタンクローリーが走っていますが、タンクの上部には猫耳のような部品がついています。

 この部品に名称はあるのでしょうか。そして、どのような役割があるものなのでしょうか。

 タンクローリーは様々なものを運んでいますが、その種類は大きく分けて二つの種類に分けることができます。

 まずは、「非危険物タンクローリー」です。

 これは、セメントなどの工業物や、牛乳やミネラルウォーターの液体食品を運んでいます。

 次に、「危険物タンクローリー」です。

 危険物タンクローリーには「毒」や「危」といったマークがつけられています。

「毒」がつけられているタンクローリーの中身には、アンモニアや塩酸などの毒物や劇物が積まれています。

 また、「危」がつけられているタンクローリーの中身は、可燃性の高いガソリンやアルコールなどが入っています。

 これらのタンクローリーに注目してみると、猫耳のような三角形の部品がタンクの上部についています。

 SNSでは時々、タンクローリーの猫耳に関する投稿がされていますが、正式名称や役割についてはわからない人も多いようです。

タンクローリーに付いているネコ耳こと「側面枠」(画像提供:極東開発工業株式会社)
 では、この猫耳の部品には名前があるのでしょうか。

 タンクローリーメーカーの極東開発工業株式会社の担当者は次のように話します。

「この猫耳のような部分は、『側面枠』という名称です。

 危険物運搬ローリーには装備が義務付けられております。

 ちなみに側面枠は業界用語として、『角』という呼び方もしております。

 側面枠の形状はタンクローリ製造メーカーによって若干異なっているため、全てのタンクローリーに同じものがついているわけではあrません」

 実はこの側面枠は危険物タンクローリーのみに装備が義務付けられています。

 食品などを運ぶ非危険物タンクローリーには装備が義務付けられていないため、街中で走るタンクローリーが何を運んでいるのか、ざっくりと見分けられるようです。

タンクローリー車になぜ? 猫耳ついているの?
 では、なぜ危険物運搬タンクローリーには側面枠の装備が義務付けられているのでしょうか。
 
 前出の担当者は次のように話します。

「側面枠の役割は、万一車両が横転事故を起こした際に、車両の転覆による内容物の漏れ出しを防ぐものとなります。

 タンク形状が丸いため、側面枠未装備の場合、横転から転覆に至り、上部の注入口より内容物が漏れ出すことで、火災・爆発等の二次災害となる危険があります」

 危険物が入っているタンクローリーが転覆し、中身が漏れてしまうと大きな事故に繋がります。

以下ソース
https://news.livedoor.com/article/detail/26829746/

画像

(出典 i.imgur.com)

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