【社会】20代正社員、4分の1が「子どもほしくない」 民間調査

【社会】20代正社員、4分の1が「子どもほしくない」 民間調査

このような調査結果から、社会全体が子育て支援やワークライフバランスの整備に力を入れる必要があるのかもしれませんね。

1 蚤の市 ★ :2024/05/20(月) 15:45:52.18 ID:8xA2Nz359

就職情報サイトのマイナビ(東京・千代田)が20日に発表した20代の正社員を対象にした意識調査によると、4人に1人が子どもを持つことに消極的だった。「お金が足りない」「増税・物価高の中、自分のことで精いっぱいで育てる責任が持てない」などの理由が目立った。若年層の経済不安が少子化問題に影を落としている。

調査は2023年11月17〜20日にインターネットで実施し、20代の正社員の男女から回答を得た。有効回答数は585件だった。

20代正社員に子どもがほしいか聞いたところ、37.0%が「漠然といつかほしいと思っている」と答えた。ただ、「どちらかというとほしくないと考えている」(15.1%)、「どんなことがあってもほしくないと考えている」(10.4%)の回答が合計25.5%となり、4分の1以上が子どもを持つことに消極的だった。

子どもをほしくないと考えているのは「20代後半男性」が最も高く、29.7%に上った。次いで「20代後半女性」が27.4%だった。

理想の年収についても尋ねた。平均は589万7000円だった。実際の年収は364万9000円で、理想と現実の差は224万8000円だった。

男女別でみると、男性の理想の年収は平均686万4000円で、実際の年収は同392万9000円。理想との差は293万5000円だった。女性の理想の年収は471万1000円で、実際の年収は同329万2000円。差は141万9000円だった。男性の方が理想と現実の年収差が大きい傾向にある。

マイナビキャリアリサーチラボの朝比奈あかり研究員は「『日本型雇用』の衰退とともに昇給が不確実になるなど、経済的な不安を抱える若年層が増加した可能性がある。企業は賃金の調整だけでなく、リスキリング(学び直し)やキャリア支援を積極的に提供することが求められる」と話した。

日本経済新聞 2024年5月20日 15:21
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC202SG0Q4A520C2000000/

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