【国際】ロシア空軍に深刻な問題?「自国内に爆弾誤投下」で市街地に大きな被害か 頻発する不手際
【国際】ロシア空軍に深刻な問題?「自国内に爆弾誤投下」で市街地に大きな被害か 頻発する不手際
このような事故が頻発すると、市民はますます恐怖を感じることになります。
500kg爆弾を誤投下した?
航空爆弾「FAB-500」を誤投下か
イギリス国防省は2024年5月11日、ロシア軍の戦闘機がベルゴロド州に爆弾「FAB-500」を誤って投下したことが報告されたと発表しました。
ベルゴロド州は、ロシア西部に位置し、ウクライナに隣接しています。「FAB-500」は旧ソ連が開発した航空爆弾で、数字はそのまま500kg爆弾であることを示します。イギリス国防省によると、30棟の家屋と車10台に被害が生じ、5人が負傷したといいます。
ロシア軍機がベルゴロド州に爆弾を誤投下するのは、今回が初めてではありません。2024年2月には「FAB-250」が落下し、150人の住民が避難を余儀なくされる事態が発生。さらに3月から4月にかけて、ベルゴロド州だけで20個の爆弾が誤投下された模様です。
イギリス国防省は、「ロシアが兵器を意図した目標に上手く使用できていないことを示している」と指摘。このようなミスは、ロシア国民に破壊的かつ致命的な結果をもたらすとの見解を示しました。