店主の本音「常連客を出禁にしたい」飲食店で奇声を上げ料理投げる子ども、スマホ見て注意せず清掃もしない親…
店主の本音「常連客を出禁にしたい」飲食店で奇声を上げ料理投げる子ども、スマホ見て注意せず清掃もしない親…
「常連客を出禁にしたい」
その飲食店に訪れる親子連れの常連客が、「ありえないほど席を汚していく」といいます。
経営者によると、子どもたちは乳児から小学生まで4人で、奇声を上げたり、食べ物で遊んだりするそうです。料理の入った器を投げることもあり、テーブルだけでなく床や壁も汚れるとのことです。清掃には30分以上かかるといいます。
しかし、両親は軽く口で注意はするものの、スマホをいじっていることが多く「片付けも一切しないそうです。「子どもだから仕方ないと今まで目をつむってきましたが、限界です」と経営者は困り果てた様子です。
●「出禁」は経営者に許されている権利
――店の経営者は迷惑客を「出禁」にすることは可能なのでしょうか。
経営者には、自分のお店でどのようなお客様にサービスを提供するのかを選択する権利があります。
これは、民法の基本的なルールである「契約自由の原則」からきています。
具体的には、誰と契約をするのか、その逆で誰と契約しないのかを自由に決めることができるというものです。
そのため、迷惑客について、以後「サービスの提供をしない=契約しない」と伝えることは可能です。これがいわゆる「出禁」に該当するでしょう。