大企業健保、高齢者医療の増加で全体の9割、合計で6578億円の赤字に…収支改善なければ解散の危機

大企業健保、高齢者医療の増加で全体の9割、合計で6578億円の赤字に…収支改善なければ解散の危機

【この記事のポイント】
・赤字の健保組合が増えて24年度は全体の9割弱に
・加入者に課す保険料率を引き上げる動きが広がる
・収支が改善しなければ健保の解散が増える可能性

大企業の従業員らが入る健康保険組合の財政悪化が鮮明になってきた。健康保険組合連合会(健保連)によると全国約1400組合の2024年度予算ベースの経常収支は合計で6578億円の赤字を見込む。高齢者医療への拠出金の増加が響く。

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