川勝知事が辞表提出、「散りどきを心得てこそ美しい」という意味の明智光秀の娘・細川ガラシャが詠った辞世の句を読み上げる
川勝知事が辞表提出、「散りどきを心得てこそ美しい」という意味の明智光秀の娘・細川ガラシャが詠った辞世の句を読み上げる
職業差別ともとられかねない発言をして物議をかもした静岡県の川勝平太知事が10日、辞職願を県議会議長に提出した。だが、記者側から心境を問われてこたえた発言が、またもや火に油を注ぐ結果となっている。
当初は6月の県議会初日に辞職するとしていたが、予定を早めた。この日、辞職願を届けるために知事室を出た際、報道陣から今の心境を問われて「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人もひとなれ」と、明智光秀の娘「細川ガラシャ」の辞世の句を詠んで応えた。
これらがテレビやネットニュースで続々と報じられると、辞職願提出という本題ではなく、「花も人も散り時を心得てこそ美しい」という意味の細川ガラシャの句が大きく注目を集めた。
ネットでは「流石に喧嘩売ってるよね?」「失言で退陣に追い込まれた人が使うの、失礼すぎないか?」「そういう使われ方されると不愉快」「辞世の句を詠み退職ってまじか」「またもや…最後も…」と批判的な声が目立っている。