竹中平蔵氏、自民党派閥解消後に「スーパースター内閣」のススメ「例えば小泉進次郎を幹事長、河野太郎を官房長官に」
竹中平蔵氏、自民党派閥解消後に「スーパースター内閣」のススメ「例えば小泉進次郎を幹事長、河野太郎を官房長官に」
元総務相で経済学者の竹中平蔵氏が5日、ABEMA TVのニュース番組「Abema Prime」に出演。自民党の派閥政治資金パーティー裏金事件に関係した議員ら39人を処分した岸田文雄首相に〝提言〟した。
竹中氏は現在の自民党について「元々、政党法がないからガバナンスがないんですよ。それをある程度保ってたのが派閥がお互いにけん制し合うというガバナンスだった。その派閥がなくなっちゃったから、東西冷戦構造が終わった後のアメリカみたいに総理がすごく強くなっちゃうんですよ。これはこれですごいガバナンスがない一件で、旧派閥の人たちからすごい恨みが出てきてる」と分析。
その結果岸田首相が「スーパーパワー」を持っているとし、「スーパーパワーを持っているならやるべきことが一つある。それは派閥の均衡を気にしなくていい、スーパースターチームの内閣をつくることですよ。例えば小泉進次郎さんを幹事長にして、河野太郎を官房長官にして、木原誠二さんを政調会長に。それで『生まれ変わった自民党を見てくれ!』と(やればいい)」と提案した。