小林製薬「紅麹」で新たに20人入院、製造した18.5トンのうち16.1トンは取引先に販売…回収を要請へ

小林製薬「紅麹」で新たに20人入院、製造した18.5トンのうち16.1トンは取引先に販売…回収を要請へ

「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、会社は25日、あらたに20人が入院していたことが判明したと発表しました。この問題で会社は先週、6人が入院したと発表していて、入院した人はあわせて26人となりました。

入院した人の詳しい病状や、入院を伴わない体調不良の訴えが何人いるかについては「確認中」としています。

また、会社は、去年1年間に製造した紅麹原料18.5トンのうち16.1トンを子会社を通じて取引先に販売したことを明らかにしました。

会社は予防的措置として、取引先に対して紅麹原料を使用したすべての製品の販売や使用を控え回収措置に協力するよう要請していて、食品メーカーなどが自主回収する動きが相次いでいます。

小林製薬は「全社を挙げて引き続き全力で対応し、情報提供を進めてまいります」とコメントしています。

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