【パリ五輪】体操ニッポン奇跡の大逆転で金メダル奪回、中国の補欠選手が鉄棒で2度落下する波乱

【パリ五輪】体操ニッポン奇跡の大逆転で金メダル奪回、中国の補欠選手が鉄棒で2度落下する波乱

体操ニッポンが、大逆転で2大会ぶりに金メダルを奪回した。

 団体総合決勝が行われ、日本が16年リオデジャネイロ五輪以来となる金メダルを獲得。最強ライバルの中国を破った。

 2種目目のあん馬で橋本大輝(セントラルスポーツ)がまさかの落下。27日の予選でも精彩を欠いた大エースだが、この日も苦しい演技となった。

 3種目目のつり輪は日本は苦手で、中国が大得意。ここで点差が開き、前半3種目を終えて日本は5位に後退。首位の中国に3・133点のリードを許した。

 続く跳馬ではこの種目が得意の谷川航(セントラルスポ―ツ)が予定の難度を取れずにスコアを伸ばせず。ただ、中国にも大きなミスが出て、その差は1・799点差に縮まった。

 平行棒を終えて3・267点差で運命の最終種目・鉄棒へ。中国の2人目が2度落下するという波乱。予選で大きなミスがあった橋本が好演技を披露し、奇跡の大逆転劇が完結した。

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